金曜日。
頼まれものの映像編集、大詰め。
今年2008年5月のヨーロッパツアーの様子。
今回は移動も多く、皆かなりへとへとだったこともあり、映像素材は少なめ、と言いつつDVテープ17本。
とにかく、すべてに目を通して、使える素材をピックアップ。
土曜日。
寝不足がたたったか、起きたら頭痛。
ギリギリで復活して、横浜へ。
待ちに待った久しぶりの文殊の知恵熱の公演。
終演後に周りにいた人たちとも話したのだけど、文殊の素敵さの説明は難しい。
どういう公演なのか、の説明はしやすいの。
説明しやす過ぎて、その素敵さが伝わらない。
例えばこの日は、
「空中の針金に吊るした氷ブロックの下に、大小さまざまな金属製のキッチンボールを設置、やがて氷が溶けて、ポタポタと垂れる水滴がボールに当たる音を楽しむ」
という演目(?)でスタートしたのだけど、こういう説明をしてしまうと「ああなるほどね、文殊の知恵熱の公演って、そういうのなのね。機会があったら見るかも知れないけど、でもまあ見なくてもだいたい分かった」と思われてしまいそう。
あるいは「いい歳したおやじ3人が、手製のガラクタからピープーと音を出して遊んでる、なんだかゆるいパフォーマンス」とか言ってしまったとしても、やっぱりズレる。
逆に、アートな世界の語彙で絶賛も可能だと思うのだけど、それもまた。
なんであれ、文殊の公演は楽しい。
通常、客いぢりがあると「どうか自分が指名されませんように」と思ったりするけど、文殊の公演の場合は、自分から率先してその「楽器」を触りたくなる。
当然今回も、すぐさま飛びつかせていただきました。
そうそう、そんな文殊の知恵熱の過去の公演が、このたびDVDにまとめられました。
詳細は、以下から。
→文殊の知恵熱
この日の終演後の話はあとで書くことにして。
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