こらない

2008-06-18(水)

ビックカメラSuicaカードというVIEWカードに辿り着くまで

iPhoneはVIEWカードでオートチャージが勝ち組 - カイ士伝を読んで、気になったので調べてみた。
上記ページは、「iPhoneにはおサイフケータイ機能がないけど、VIEW Suicaカードを別に持った方がメリットが多いよ。その際、ビックカメラSuicaカードというのがダントツでお薦めですよ」という内容。

以下いちいち断らないけど、東京/関東の話(あるいはJR東日本の話)。
あと、携帯電話のモバイルSuicaの話は、自分に関係ないので無視。
もひとつ、定期の話も無視。
さらに、PASMO側の話も無視。

JRに乗る際に、SuicaっていうJR専用で使える電子マネーなカードがある。
先にチャージしておけば、改札を通る際に「ピ」ってするだけでOKなのが便利。
「ピ」が便利というより、行き先までいくらなのかを考えずにいきなり改札を通れるのが便利。

その後このSuicaは、JRだけじゃなくて、地下鉄でもバスでも使えるようになって、駅の中にあるコンビニ等の店や、さらに駅の外に対応店でも使えるようになってきた。
アタシもたまに、コンビニ等で「あー、Suicaが使えるのか」と気付いたりすると、「ピ」ってやったりしてる。
なるほど、便利。

Suicaへのチャージは、チャージ機能のある券売機等で行なう。
アタシは以前は3,000円ずつチャージしていたのだけど、最近は5,000円ずつ。
そして最近は、その5,000円ずつも面倒だなあ、と思ってる。

それを解決してくれるのが、オートチャージサービス。
自動でチャージしてくれる。
JR東日本が発行しているVIEW Suicaカードというので、それができる、みたい。
JR東日本が発行してるクレジットカードがVIEWカードで、そのうちSuica機能を持ってるのが、VIEW Suicaカード。

普通のSuicaカードと、上記のVIEW Suicaカードとの違いは、まずクレジットカードがくっついてることと、上記のオートチャージに対応していること(対応してないのもある)と、それからポイントが付くこと。
このポイントは、サンクスチャージと呼ばれるもので、1,000円チャージすると6ポイント付与される(VIEWプラス)。
で、400ポイントが1,000円になって、Suicaにチャージされる。
ってことは、1,000円で15円返ってくる(1.5%)、といった感じの計算かー。

オートチャージは、事前に「チャージ残高がXX円以下になったら、自動でチャージ」という設定を行なう。
1万円以下、1,000円単位で設定、変更が可能。
例えば「Suicaのチャージ残高が5,000円以下になったら、勝手にチャージしてね」とか。
で、「読み取り部分が青色の改札機」から入場する際に、それが行なわれる、とのこと。
へー。

と、ここまでが基本事項。

で、このVIEW Suicaカードと提携した、いろんな提携カードがある。
銀行系の、「みずほSuicaカード」とか「スーパーICカードSuica三菱東京UFJ-VISA」とか。
航空会社系の、「JALカードSuica」とか「ANA Suicaカード」とか。
あと「ビックカメラSuicaカード」とか「Yahoo! JAPANカードSuica」とか。

こうなってくると、さっきのポイントの話は複雑になって、XXポイントがXXマイルとして使えるとかいろいろ出てくる。
さらに年会費もいろいろ。

全21種類のVIEW Suicaカードの中から、オートチャージが可能な12種をまとめてみた。
ジェクサー・フィットネスクラブ会員用の「ジェクサービュー・スイカカード」と、ミュージカル「キャッツ」記念カードの「キャッツ ビュー・スイカカード」は省略。

名称 年会費 JCB/VISA/Master
ビュー・スイカカード 500円 JVM
ビュー・スイカ リボカード 無料 JVM
大人の休日倶楽部ジパングカード 500円 JVM
大人の休日倶楽部ミドルカード 500円 JVM
ルミネカード(ルミネの) 1,000円 JVM
JALカードSuica 2,100円 J
ビックカメラSuicaカード 500円、ただし前年にクレジットの利用があれば無料 J
みずほSuicaカード 500円、ただし前年にクレジットショッピングの利用が10万円以上あれば無料 V
アトレクラブビューSuicaカード(アトレの) 500円 V
weビュー・スイカカード(水戸駅エクセルの) 500円 V
エスパルビュー・スイカカード(エスパル仙台の) 1,000円 JVM
TYOビュー・スイカカード 500円、ただしびゅうプラザで、びゅう旅行商品を購入すれば無料 JVM

なるほど、やっと分かった。
こうして見てみると、年会費無料なのは、「ビックカメラSuicaカード」くらいだ。
詳しい説明は、以下のページ。
JR東日本:ビューカード>ビックカメラSuicaカード
ポイント交換については以下。
JR東日本:ビューカード>ビックカメラSuicaカード

上記の詳細ページを見てみると、だいたいすでに説明した通り。
ただ、貯まったポイントが、ビックカメラで使えるポイントになったり、Suicaにチャージできたり、その逆もOKだったり、といった具合。

Suica自体は日々使うので、ビックカメラを利用する際は、なんでもかんでもポイントを貯めておいて、全部Siucaにチャージしてしまう、と決めてしまえば、「ポイントを貯めるのか使うのか…」とか迷わなくて良さそう。
そして、オートチャージ自体がクレジット利用なので、年会費がかかることもなさそう。
あと、すでにあるビックポイントカードと、Suicaカードが、これ1枚に代わるので、カード枚数が1枚減らせそう。

追記

以下にさらに書きました。
こらない - ビックカメラSuicaカードで貯まったポイントをSuicaへチャージするのは結構面倒

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