自転車購入までの道のりは下記。
→自転車購入までの道のり - こらない
お店で実車を見て、ざっくりと雰囲気を掴み、再度家に帰りネットで情報を漁りつつ、欲しいモデルをしぼりこんだものの、「人気モデルの入荷は1ヶ月以上先」という衝撃の事実を知った前回(おおげさ)。
そのしぼり込んだモデルの中のひとつ、ビアンキ(BIANCHI)のビアッジオ(VIAGGIO)は、上野御徒町のハクセンというショップで見かけた。
ちょっと奥の方にあってよく見えなかったのだけど、確かハンドルのところに走り書きで「持ち帰りOK」みたいなことが書いてあった。
そのモデルなら、今日手に入る(かも)。
というわけで、再度その店へ。
まだあった。
やっぱり「持ち帰りOK」と書いてある。
これが出会いってものかも、とかなんとか思うことにして、もうこの自転車に決定。
すぐさま、店員さんに「奥にあるビアンキのビアッジオなんですけど」と。
すると「あー、それですね、売約済みなんですよ」と店員さん。
がーん。
そんな落ち、要らないー。
「ちょっと待ってくださいね」と店員さん。
在庫を調べてくれてるのだろうか、と待っていると、「こちらですね、キャンセルになりましたので、大丈夫です」
おおー!
「ただ…」
ただ、なに?
「本日、乗っていかれます?」
できれば。
「うーん」
今日、乗って帰れるなら、買います。
「分かりました」
なんかね、こういう店って、買ったその日にそのまま乗って帰れるわけじゃないみたい。
いろいろ調整とかあって、後日受け取り、というシステム。
ただ、アタシが指さしたそれは、すでに調整もだいたい終わっていたようで、最低限のチェックと、サドルやハンドルの調整で、受け渡しOK、と。
よっしゃ。
というわけで、晴れて購入。
ライト等を取り付けてもらって、支払いや防犯登録等を済ませて、新品の自転車に乗って帰路。
以前乗ってたのは、完全なママチャリ。
変速付きの自転車に乗るのなんて、10年以上ぶり。
視界が高い。
速い。
車輪がでかい。
軽い。
ハンドルが以前より狭くて、怖い。
ブレーキの効きがすごい。
静か。
まず思ったのが、こりゃ歩道は走りにくいわ、ということ。
変速は7段しかないのだけど、それでもあっという間にスピードが出るので、人が歩いてる歩道なんて危なくて走れない気がする。
次に理解したのが、サスペンション。
衝撃を吸収するクッションみたいな機構。
今回アタシが買った自転車にはサスペンションは付いてないのだけど、なるほど欲しくなるかも、と思った。
タイヤに空気がぎんぎんに入ってるから(それくらい入れるらしい)、地面の凹凸がダイレクトに伝わってきて、ちょっと痛い。
スポーツバイク選びでは、フレーム等の素材選びも重要らしいのだけど、その意味もそれでちょっと分かった。
ステンは硬いとか、クロモリは重いけど柔らかいとか、カーボンはすごく良いけど高いとか。
そういうことか。
とりあえず、その上野御徒町の店から家までの片道しか乗ってないのだけど、急にあちこちが「近く」なった気がする。
なんて言うか、これまで「30」くらいの力で移動してた距離が、「5」くらいで行けそうな感じ。
アタシは東京の山手線の内側に住んでるのだけど、山手線内ならどこでも軽く行けそう。
や、実際には行ってないから、本当はどうだか、試してみないと分かんないけど。
というわけで、無事入手しました、めでたしめでたし。
当分、盗まれやしないかと落ち着かなさそうです。
新しい自転車の写真 - こらないに続く。
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