また、適当に思い出したことを。
席、譲るねえ、という話。
地下鉄やトラム等で、じいちゃんばあちゃんに席を譲ってるシーンに何度も出くわしました。
ただ、例えばプラハに関しては観光客もかなりの数がいるので、席を譲ってた人がチェコの人なのかどうかは不明。
ただ、よく見かけた。
別に日本でもよく見かけるので、日本がどうだ、という話ではなく。
地下鉄内で一度出くわしたのが、かなりよぼよぼのおばあちゃん。
さっそく若い白人男性に席を譲られてた。
「おおー」というか「へえー」と思ったのが、その男性が、降車後もずっと背中に手をあてて、エスカレータから出口までずっと付き添っていったこと。
プラハのエスカレータ、場所によってはめちゃくちゃスピードが速い。
つづき。
その地下鉄の中に、高校生くらいの女の子2人組もいたのだけど、その子たちもなんとなくおばあちゃんにくっついてきてて。
白人男性が去ったあと、今度は彼女たちがおばあちゃんに「荷物持ちましょうか?」とか話しかけてた。
こういうのはあんまし日本では見たことないなあ。
思い出したので書くけど、去年のタイ旅行の時の話。
こちらは、日本に比べてあからさまに「譲り力」が強い。
先を争うように席を譲る。
さらにすごいのが、幼少の子どもに対する「譲り力」で、車両に子どもが乗ってくると、数人が一斉に立ち上がったりする。
シャキーン!って。
最初見たときはびっくりした。
言葉の話。
海外旅行時に必ず持っていくのが、『旅の指さし会話帳』。
アタシのお気に入り。
これを元に、まずは「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」あたりを覚えて、次に「これはなに?」「〜はどこですか?」「いくらですか?」、そして数字あたりを覚える。
だいたい3〜4日目くらいになると、なんとなく自分が現地語を話せるような気分になる(気分だけだけど!)。
ちなみに、海外では、かどうかは分かんないや、ええとヨーロッパでは、というか、アタシが行ったことのあるヨーロッパの国では、基本的に、店に入る時はみな「こんにちは」と挨拶し、店を出るときは「さようなら」と言う。
必ず。
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」は、かなり必須、に感じる。
で、プラハなのだけど、基本的にどこも英語が通じる。
通じちゃう。
通じるようなところばかり行ってた、というのもあるのだろうけど、「ドブリーデン」とこちらが言う前に、先に「ハロー」って言われちゃう。
で、結局こちらも「ヂェクイ」を使わずに「サンキュウ」ばっかり。
ハンガリーでは「これじゃいかん、というか面白くない」と思い、積極的に「スィア!(こんにちは!)」「クゥスヌム(ありがとう)」を使ってました。
「クゥスヌム」の効果は絶大で、それまで普通の表情だった店員さんが笑顔に、ということが何度も。
わざわざ(?)ハンガリー語で返してくる旅行者が少ないのかも知れない。
ハンガリーのレストランで、食事が終わり、すごくおいしかったので、それを伝えようとした時のこと。
『旅の指さし会話帳』を開いて、「ナジョン フィノム ヴォルト(とてもおいしかった)」と言おうと「ナジョン…」と言いかけたら、店員の女性もそれに声を重ねて「フィノム ヴォルト、サンキュウ」と。
単に先を読まれたのか、その店にやってくる日本人がみんな同じ本を拡げて「ナジョン フィノム ヴォルト」と言ってるのか…(笑)。
ところで、アタシ、英語は話せない(英語以外も話せないけど)。
なんか自分の旅行レポートを読んでると、まるで英語なら話せるみたいに読めるのだけど、全然。
旅行時に目にすることになる、メニューとか注意書きといった「書いてある英語」は、まあまあ分かるけど、ぺらぺら話したりはできない。
だから、最終日に焦った時に、自分の口から英語がいっぱい飛び出してきたのに驚いたのね。
ん? ということは、アタシがしゃべれないと思ってフタをしてるだけで、実際はもっとしゃべれるのか?
そうそう。
チェコとハンガリー、まったく言語が違ってた。
なんとなく、近い雰囲気なのかな? と勝手に思ってたのだけど、まったく違うもの。
あと、チェコ語は、言語自体も発音も、とにかく複雑で学習が難しい言語として有名みたい(子音がたくさん連続したりする)。
ちなみに、チェコ語とスロヴァキア語は近い。
というか、チェコ語とスロヴァキア語は、別だったのかー、というのは今回知りました。
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