こらない

2005-08-31(水)

2005-08-06: 「高知遺産、いきなり東京展」沢田マンション☆ナイト

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池袋からほど近い場所にあるブック・ギャラリーポポタムで行なわれていた「高知遺産、いきなり東京展」の「沢田マンション☆ナイト」にイッテキマシタ(2005-08-06)。

沢田夫妻を筆頭に手作りで建てられているマンション(一軒家やログハウスではなくマンション)である沢田マンション(高知県)。
よくうちに泊まりにくる友人が以前その沢田マンションに住んでいたこともあり、上記「沢マンナイト」なる催しへ。

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ポポタムは、上記のような住宅街の中に。
開場前にご覧のような列が。

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大きな写真とタイトル、そしてコメントの書かれた数々の「高知遺産」の写真シート。
奇をてらってもいなければ、至極当たり前なまとめ方に見えるけど、すごくうまい展示だと思った。
写真やタイトルの魅力も当然あるのだけど、「なになに?どれどれ?」とひとつひとつ見たくなる。

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沢田マンションの模型。

沢田マンションの噂を耳にした時、「きっと、親から譲り受けた土地で、変人が道楽で建てているのだろう」とぼんやり思った。
その想像はまったく違っていて、最初っから(小学生の頃から)マンション(集合住宅)を建てるつもりで、土地や建材を買うお金を貯め、満を持して着手したというのを知り驚いた。
このあたりの話は、『沢田マンション物語』にまとめられています。

さて、沢マンナイトでは、沢マンを訪れた人が沢マン住人の永野さんに連れられてマンション内を案内するムービーを上映。
見る限り、ベランダが廊下を兼用していて、つまり廊下を歩くということは、よそのうちのベランダを通ることになる。
そのベランダのサッシを開ければ「こんにちはー」となる。

で、この案内人である永野さんが、次々に「こんにちはー」と他人の家に入っていく。
いや、「こんにちはー」もノックもなく入っていく。
というか、その部屋の住人がいようがいまいが入っていく。
それで、その他人の部屋を紹介したりしている。
そもそも、永野さん、案内人なんてものを引き受けているから、こう、なんていうか、世話好きで社交性が強いタイプかと思うと、全然そんな感じではなく、あまり笑顔も見せず淡々と案内してる。
かと言って、嫌そうでも、面倒臭そうでもない。
不思議。

ビデオ上映のあとはそのままトークショーの予定だったのだけど、小さなギャラリーに予想外の人数が入ったため、ほとんど酸欠状態。
急遽、近所の公園にブルーシートを敷いて、そちらで…てなことに。
けど、その酸欠状態ですっかりやられてしまったアタシは、お先に失礼させてもらいました。

会場を出ると、沢田さんがいらっしゃいました。

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