場所の確保と封筒の入手が終わり、超整理法の本格運用を開始した。
これがもう、とにかく素晴らしい。
『超整理法』というのは、角2封筒(A4用紙が入る)を用いて、紙類をどんどん左側に立て足していく、というもの。
あとから必要になり、その封筒群から引き出した封筒は、元に戻さず、また左側に足す。
こうすると、左側にいつも「最近使った書類」がある、という状態になり、アクセスしやすい。
超整理法を、上記の“方向性”だけ理解して自己流で始めると結構落とし穴がある、ということが最近ちゃんと本を読んで判明した。
「整理法はアタシがアタシ自身で確立するのだ」と意地を張っていたのだけど、こうなったからには全面的に従おうじゃないか、というのが珍しく素直な現在のアタシ。
落とし穴だったひとつが、「結局分類している」というもの。
吟味を重ねてつけた「カテゴリ名」を記した封筒に、書類を入れる。
問題1。
そこに入る書類がどんどん増えて、封筒が膨らみ過ぎて、とても不格好になる(すると扱いにくい)。
問題2。
著書の中でいう「こうもり問題」、つまり「あっちの封筒に入れるのか、こっちの封筒に入れるのか迷う(というか解決しない)」がすぐに発生する(吟味を重ねたにも関わらず)。
問題3。
問題2とも少し絡むけど、やはり「整理するための時間」が少しながら必要。
著書を読んで分かったのは、「いちばん小さいまとまりで封筒に入れる」ということ。
で、実行してみた。
すごい。
パソコン周りの紙類が、みるみる消えていった。
- 行くかも知れない芝居のチラシ
- 外付けハードディスクの薄い説明書とレシートと問い合わせ先の紙と付属CD-ROM
- クレジットカード会社から送られてくる明細
- イモウトから送られてきたファックス
- クロネコヤマトの送り状束
- 昔プリントアウトしたフォントサンプルの紙
- ル・クルーゼの取り扱い説明書
- パン焼き機付属の「おいしいパンの焼き方」のシート
- 病院で貰った薬の説明書、病状を説明してもらった時に医者が書いたメモ(を貰ってきたもの)、医療費のレシート
こんな封筒が50くらいできた。
下手すると、封筒の中はレシートが1枚だけだったり、どこかのお店の名刺が1枚だけだったりしている。
とにかく、それでもいいから全部封筒に入れた。
これらがやり過ぎかどうかは、運用していく中で答えが出てくるはず。
とにかく、「悩む時間」はゼロにして、目についたものは全部封筒に放り込み、タイトルと日付を書く。
これを繰り返した。
とにかく、目の前から紙類がなくなった!
当たり前だけど!
けど、とにかく紙類は何もなくなったのだ。
これまで、何度大掃除をしても、「これはすぐに処理するもの」とかって、パソコンのキーボードの上には必ず数枚の紙が残った(そしてパソコンを使う際に横にどけて、ゆえにあっという間に周りがぐちゃぐちゃになる)のに、今回はどこにも何もない。
当たり前だけど。
それは片付けたんじゃなくて、名前をつけて封筒に入れただけじゃん、なのだけど、その通り。
その通りだけど、「そういえばあの書類って…」と思ったらすぐに取り出せる。
目につくところに置いてないので、「あの書類って…」と思わなかったらそのまま忘れてしまうのだけど、忘れたら忘れただ。
誰かから催促の電話なりがあって「あーそうだった!ごめん!」となった時にすぐに取り出せる。
あ、いや、「すぐに取り出せる」と書いたのだけど、一気にやった上に封筒の量が多いので、意外と探索に時間がかかる。
が、運用していくうちにいずれ解決するだろう。
超整理法メモ - こらないで、もう少し具体的な運用法を。
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