天野天街(あまのてんがい)
演劇情報誌『じゃむち』1995年12月号(vol.20)より
プロフィール
KUDAN Project『真夜中の弥次さん喜多さん』九州公演(2004年)チラシより
あまの・てんがい。1982年少年王者舘旗揚げ、名古屋を拠点として活動を開始。1984年より3都市(名古屋・東京・大阪)公演を敢行、全国的に知られる存在となる。幅広いジャンルの舞台演出を多数手掛ける傍ら、漫画執筆、デザイン・ワーク、エッセイ等の分野でも活躍。1994年短編映画『トワイライツ』を監督、オーバーハウゼン国際短編映画祭グランプリ、メルボルン国際映画祭グランプリ受賞。1996年第9回名古屋市青年会議所TARG賞文化部門受賞。1997年第9回名古屋市文化奨励賞受賞。1999年『劇終 / OSHIMAI〜くだんの件』が岸田戯曲賞に最終ノミネート。2005年には『必殺するめ固め』(原作: つげ義春)を映画化予定。
糸あやつり人形芝居『平太郎化物日記』(2004年)チラシより
1982年「少年王者舘」結成。演劇だけでなく、映画製作、ファッションショーの演出、ポスター製作などでも才能を発揮。映画「トワイライツ」は、ドイツオーバーハウゼン国際映画祭・メルボルン国際映画祭短編部門でグランプリ受賞。
季刊『せりふの時代 22号』(p.142)より
あまの・てんがい(劇作家)1960年、愛知県生まれ。1982年「少年王者舘」結成。以後、「北斗」「自由ノ人形」「マバタキノ棺」「メンキ」(「たま」との合同公演)「少年ノ玉」(「維新派」との野外合同公演)「くだんの件」(台北、香港、北京、広州、釜山公演。1999年岸田戯曲賞最終候補)1994年、映画「トワイライツ」で、ドイツオーバーハウゼン国際短編映画祭・メルボルン国際映画祭短編部門で共にグランプリ受賞。
『大熊猫中毒』パンフ(2001年11月)より
1960年、一宮生まれ。82年「少年王者舘」結成以後、『自由ノ人形』、『マバタキノ棺』、『メンキ』(「たま」との合同公演)、『少年ノ玉』(「維新派」との野外合同公演)、『くだんの件』(台北、香港、広州公演。2000年岸田戯曲賞最終候補)、『高丘親王航海記』(原作・澁澤龍彦)等の作・演出を手掛ける。他にもプロジェクト・ナビ、ジャブジャブサーキット等、他劇団の演出等を手掛ける。94年、映画『トワイライツ』でオーバーハウゼン国際短編映画祭・メルボルン国際映画祭短編部門で共にグランプリ受賞。96年、青年会議所TARG賞、97年、名古屋市文化奨励賞受賞。著書に『御姉妹・星ノ天狗』、『それいゆ』、『くだんの件』。
『演劇ぶっく』1999年12月号特集「ヘヤカタログ」より
60年愛知県生まれ。82年少年王者舘旗揚げ、主宰にして作・演出家。映画の製作やファッション・ショーの演出等、演劇以外のジャンルでも幅広く活動。
1999年3月第22回公演『それいゆ』公演時のビラより
1960年愛知県一宮市生。愛知学院大学文学部歴史学科中退(就職は決まっていたが単位が足りず相手方の好意で中退で入社。劇団活動の為1年で退社)。1982年3月少年王者旗揚げ(七ツ寺共同スタジオにて「月光遠方通信」)。以降「北斗」「マバタキノ棺」「星ノ天狗」など本公演21回、番外公演4回、東京黄昏団公演4回(内、6回は役者または他メンバーによる台本)の舞台活動をしながら、短編映画、他劇団の演出、ポスターなどの依頼をこなす(1985年「チキユ」公演から少年王者舘に改名)。特に1995年愛知県文化センターオリジナル映像作品「トワイライツ」では世界で高い評価を受け、第41回ドイツ・オーバーハウゼン国際短編映画祭、第44回メルボルン国際映画祭短編部門、共に寺山修司でさえ届かなかったグランプリに輝く。以後、体調不良や慢性の遅筆などから執筆活動を休止、劇団全体もリフレッシュの時期を迎えたこともあり4年間少年王者舘としての公演は無かったが、今回新作を引っ提げての復活公演である。
1996年、第9回名古屋商工会議所TARG賞文化部門受賞、1997年、名古屋市文化奨励賞受賞。
『維新派大全』(1998/4)より
1960年愛知県一宮生まれ。1982年「少年王者舘」結成、主に作・演出、チラシデザインなどを手掛ける。1994年、映画「トワイライツ」を監督。オーバーハウゼン国際短編映画祭・メルボルン国際映画祭でグランプリを授賞。
『じゃむち』1995年12月号より
劇団「少年王者舘」主宰。初の映画監督作品『トワイライツ』が今年オーバーハウゼン国際短編映画祭とメルボルン映画祭でたて続けにグランプリ受賞。
1995年8月発行『戯曲新世紀6 天野天街/星ノ天狗・御姉妹』より
1960年5月、愛知県生まれ。愛知学院大学文学部中退。少年王者舘主宰、劇作家、演出家。
初監督した映画「トワイライツ」(94年)で、第41回オーバーハウゼン国際短編映画祭グランプリを受賞。
本書が初戯曲集となる。
受賞歴
- 第41回ドイツ・オーバーハウゼン国際短編映画祭グランプリ受賞(『トワイライツ』)
- 第44回メルボルン国際映画祭短編部門グランプリ受賞(『トワイライツ』)
- 第9回名古屋市青年会議所TARG賞文化部門受賞
- 第9回名古屋市文化奨励賞受賞
- 第9回松原英治・若尾正也記念演劇賞受賞(少年王者舘公演『アジサイ光線−夕沈ダンス−』(2004年6月11日〜13日・七ツ寺共同スタジオ)ならびに、ITOプロジェクト企画公演・人形芝居『平太郎化物日記』(2004年7月16日〜18日・七ツ寺共同スタジオ)の独特の言語と映像感覚を駆使した劇作と演出)
- 平成17年度名古屋演劇ペンクラブ賞受賞(『百人芝居◎真夜中の弥次さん喜多さん』の作・演出)
メモ
- 少年王者舘・東京黄昏団主宰
- 1960年5月20日生まれ(牡牛座)
- 血液型O型
メディア
- 演劇情報誌『じゃむち』1995年12月号特集「笑いの現在進行形」にて「杉浦茂に聞く」天野天街/竹熊健太郎/あがた森魚(企画・構成: うにたもみいち/安藤亜紀子)。
- 『演劇ぶっく』1999年12月号特集「ヘヤカタログ」にて天野天街の部屋掲載。
- 『維新派大全』(1998/4)に寄稿。
装丁
文化書房博文社
2008年10月
CDジャケット
ユニバーサル
2006/7/5
リンク
- 少年王者舘
- 雑誌『桃の月』インタビュー(1986年)
- 雑誌『しんげき』連載エッセイ(1991年)
- 杉浦茂
- テンガイ嗜好症ウニタモミイチ氏による天野天街研究ページ。
SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス
- 熊本に滞在中の天野天街(少年王者舘)から一篇の“詩”が送り届けられた | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス(2016-04-17)
- 維新派・松本雄吉の偉大さを振り返る、追悼イベント『阿呆らし屋の鐘が鳴る』レポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス(2019-02-18)
- 天野天街(少年王者舘)×タニノクロウ(庭劇団ペニノ)特別対談【Part1】「優劣も何もない、全部がフラットな感覚が、2人の共通項だと思います」 | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス(2019-10-06)
訃報など
- 少年王者舘 公式 - 逝去のお知らせ(2024-07-09)
- 演出家の天野天街さん死去、64歳 一宮出身で劇団「少年王者舘」主宰:中日新聞Web(2024-07-09)
- 劇作家の天野天街さん死去 64歳 劇団「少年王者舘」を主宰 | 毎日新聞(2024-07-09)
- 劇作家・演出家の天野天街さん死去:時事ドットコム(2024-07-09)
- 劇作家・演出家の天野天街さん死去、64歳 劇団「少年王者舘」:朝日新聞デジタル(2024-07-09)
- 天野天街さん死去:朝日新聞デジタル(2024-07-09)
- 「少年王者舘」主宰の劇作家・演出家の天野天街さん死去、64歳…短編映画「トワイライツ」監督:読売新聞(2024-07-09)
- 少年王者舘の天野天街が64歳で死去、「それいゆ」は予定通り上演 - ステージナタリー(2024-07-09)
- 劇団「少年王者舘」主宰の天野天街さんが死去 64歳│OutermostNAGOYA 名古屋×アート,美術(展覧会),舞台,映像(2024-07-09)
- <評伝>天野天街さん、心揺さぶる「唯一無二」の舞台 何だかよく分からないけれど、すごい―:中日新聞Web(2024-07-10)
- 舞台に降らせる言葉の雨、人々を魅了 「少年王者舘」天野天街さん:朝日新聞デジタル(2024-11-16)
更新記録
- 2001-03-31
- 2001-09-06: officek.jpへ移転。整理。
- 2001-11-26: 『大熊猫中毒』掲載プロフィール追加。
- 2002-01-15: 『せりふの時代 22号』掲載プロフィール追加。
- 2002-01-27: 『維新派大全』関係情報追加。
- 2004-06-17: 糸あやつり人形芝居『平太郎化物日記』チラシ掲載プロフィール追加。
- 2004-06-17: KUDAN Project『真夜中の弥次さん喜多さん』九州公演(2004年)チラシ掲載プロフィール追加。
- 2006-01-24: 受賞歴追加。
- 2008-11-07: 『寺山修司研究 第2号』装丁情報、CD『ヴァージンVS ゴールデン☆ベスト』ジャケットデザイン情報追加。
- 2024-09-03: 訃報など、追加。