日曜日。
昼過ぎ、サマーソニック2009という音楽フェスティバルが開催されている幕張へ。
サマソニ東京の大トリが、パスカルズに決定した関係で。
広い楽屋に荷物を置いて、フードコートで腹ごしらえ。
だいたい600〜900円くらいのそれほど高くない価格帯。
フードコートでは芸人の人たちが順次。
パンクブーブーとビーグル38を遠目に見る。
そうこうしてるうちに、雨が降り出し、やがてどしゃ降り。
その後、雨はあがったり降ったり。
降ればどしゃ降りでたいへん。
その後、別のスタッフとリストバンドを交換し、再度入場し直し。
招待客の入場料は2,000円。
どこだかの看板の注意書きに、「(撮影禁止のところ以外に関しては)一眼レフ等のゴツいカメラ、ビデオ、録音は禁止」とある。
なるほど、コンパクトデジカメや携帯電話のカメラは目をつむる、ということか。
フードコートにいると、出演者とすれ違ったりするわけだけど、そういうのを遠くから隠し撮りしちゃだめよ、って感じかな。
雨がやんだタイミングで、ステージを確認しに。
遠い。
原っぱ。
客席エリアの向こうは、テントエリア。
そこいら中にカメヤマローソク。
ほほう。
楽屋には入れなくなったので、あちらこちらのベンチで来場者ウォッチング。
アタシが今、学生だったら、こういうイベントに来るだろうか、とか思いながら。
来ないだろうなあ。
そもそも、熱心な、どころかまったく、「音楽リスナ」じゃないしなぁ。
アタシが学生の頃で名古屋というと、森林公園での「夏の楽園」とか。
野外フリーコンサート。
フォーク。
野原で寝転がってたら、横から日本酒の一升瓶とかまわってきて、周りにおっちゃんに「呑め呑め」って言われたりとかそういう。
楽屋で友部さんとおにぎり食べたりしたような…、というか楽屋ってことはアタシ、その頃からスタッフみたいなことしてたんか? してたんだなきっと。
パスカルズの演奏時間がだんだん近付き、アタシも会場へ。
サウンドチェックもそこそこに、本番開始。
客席には、どれくらいパスカルズを知ってるお客さんがいるんだろう。
この頃には、他のステージでのライブはおそらく全て終わっていて、そして終電も近いこともあり、残っているのはテントサイトに宿泊の人、もしくは近くに宿をとった人だけ、かしら。
雨上がり芝生は湿っているけれど、シートを敷いて寝転ぶ人、ビール片手に椅子にだらりと座る人、暗がりの中で身を寄せ合うカップル。
しかし、曲が終わるたびにどんどん盛り上がる。
数曲が終わり、終電時間となったのか、会場をあとにするお客さんがちらほら。
そのお客さんの口から「パスカルズ、いいじゃん」「この人たち何者? なんか良くね?」とか。
たまや、しょぼたまや、あるいは元たまのメンバが「アウェイ」なイベントに呼ばれて演奏する際に、「あれでしょ、『さよなら人類』の」「一発屋の」「『着いたー!』の」「ランニングの」「カッパの」といった感じで興味本位に集まった観客が、1曲目が始まった瞬間に固まる、という、あれを思い出しました。
ちなみにパスカルズが演奏したステージの近くには精神科医療センタがあり、その関係もありあまりドカーンとは音が出せず。
代わりに、坂本さんのチェロからはドカーンと火花が散り、石川さんのステージ衣装の隙間からはド(略)。
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