あちこちへ宅配便で送ることに。
段ボールで送るようなものは段ボールごと送ればいいのだけど、小さめのものってどうすればいいのかしら。
ええとそうだなあ、煙草1カートンくらいのものとか。
なんか、専用の袋っぽいものとかで送られてくる気がするけど、あれは買うのかしら。
どこで売ってんだろう。
よく分かんない。
よく分かんないので、超整理法用に大量にストックしてある角2の封筒に直接宛て名も書いて、ローソンへ。
ちょうど、Amazonで注文してあった荷物も届いていたので。
ローソンは、ゆうパックなのですな。
そんで、封筒に直接宛て名を書いたのは無駄骨で、新たに複写伝票を貰ってそこに記入。
そうかなと思ったけど、やっぱりそうか。
「この4月に大学入学で上京して来ました」風の初々しいレジの男の子。
名前は「林」くん。
手練のおばちゃん店員に教えられながら、アタシのゆうパックの受付。
いかにも新人さん、といった感じで、その証拠に声を出すことのハードルが高いようで、言葉が返ってこない。
「こちらに署名をお願いします」とかが出てこなくて、「あの…」とか「これ…」とか。
ありがち。
同様に、声を出すことのハードルが高いので、分からないことがあっても質問ができない。
POSレジの操作に手間取り、動きが止まる。
ゆうパック受付のPOSレジ操作では、宛先の住所をある程度のところまでタッチパネルで入力するみたい(宛先によって料金が違うから)。
最初に、都道府県を選ぶ。
で、「国分寺市」と書かれた伝票を見て、固まってる。
すかさず、隣りのレジのおばちゃんが「国分寺市は、東京都よ」と助け舟。
次に「名古屋市」と書かれた伝票を持って、また固まった。
名古屋市は愛知県なのだけど、それも知らない人は知らなかったりすることなのかしら。
自分が名古屋出身なので、そう辺りどうなのか、想像できない。
「名古屋市は、愛知県ですよ」と教えてあげる。
って辺りでやっと気付いた。
「林」って、「はやし」じゃなくて「りん」か!
そうかそうか。
どうもさっきから、「出来ること」と「出来ないこと」の種類が妙だなあと思っていたのだけど、これで納得。
その後も、いくつか間違ったり、アタシに渡すべき受領書を渡し忘れたりするのをひとつひとつ教えて、作業終了。
「中国からですか?」と訊くと、「ハイ、ソウテス」と照れくさそうに。
「がんばってくださいね」「ハイ、アリガトウゴザイマス」。
自分が海外旅行へ行った際に、ほんのちょっとした「たったそれだけのこと」で、いっぺんにその国のことが好きになる、ってことが度々あった。
道を教えてもらったり、切符の買い方を教えてもらったり。
その度に、「日本で同じようなことがあったら、お返ししなきゃ」と。
店を出るとき、ちょっとだけ返せたかな、と思った。
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