こらない - iPhone OS 3.0に期待するものというのを先日書いたけど、そのiPhone OS 3.0が発表された。
すでに開発者向けにはダウンロード可能になっていて、開発者はこれを元に自分のアプリケーション等が新しいOSでちゃんと動くかどうか確認する。
アタシたち一般ユーザが使えるようになるのは、6月の予定。
その際のアップデートは（iPhone 3Gの場合）無料。
おおー。
さて、iPhone OS 3.0の新機能。
Gizmodoにまとめて掲載されていました。
→iPhone 3.0 OS ガイド：これだけ覚えとけば大丈夫 : Gizmodo Japan（ギズモード・ジャパン）, ガジェット情報満載ブログ
何せ100以上（！）も機能が増えるそうなので、詳細は上記リンク先ページで。
コピー＆ペーストが可能に。
写真もコピー＆ペースト可能。
どんなインタフェースなのか、まだピンと来てないのだけど、どんなかなー。
iPhone内検索が可能。
Mac上のSpotlight（という検索機能）と同様、アドレスブック、カレンダー、メール、地図、そして（対応してれば）サードパーティ製のアプリ内まで、全部を対象に検索。
カレンダーがCalDAVというプロトコルと.icsというフォーマットに対応。
ということは、さまざまな外部カレンダーデータ（例えばblocが提供してるiCalendarデータとか）を直接iPhoneに読み込める、ということかな。
blocはともかくとして、こういうことでカレンダーデータってもの自体が（RSSやAtomフィードのように）広まるとうれしいなあ。
「メモ」。
iTunesとの同期が可能に。
今のあの純正の「メモ」アプリかなー。
それで充分だけど、もしそうなら、なんでそんなことくらいさっさと対応しなかったの？と思う。
実は「メモ」アプリ自体が大きく機能追加されてたりするかしら。
以上、「新機能」の中から拾ってみた。
でもそんなことより、1,000以上も加わったという新しいAPIがすごい。
APIっていうのは、開発者がアプリケーション開発をする際に利用する「命令」の窓口。
iPhoneにいくらカメラが付いてても、いくらBluetoothが付いてても、いくらモーションセンサが付いてても、このAPIってのがなければ、それらの機能を使ったアプリは作れない。
iPhone OS 3.0では、そういうAPIがたくさん用意されたみたい。
以前からずっと言われていたのがプッシュ通知機能で、携帯電話に直接メールが届くように、いろんな通知を送れる（受け取れる）という機能。
例えば「こらない閲覧専用アプリ」っていうのがあったとして、こらないが更新されたら「更新されたよ！」って通知を送るとか。
現状はそういう機能がないので、アプリを起動したときに「更新されたかどうか」をアプリ側から確認しに行かないといけないのだけど、そういうことをしなくてよくなる。
あと、地図関係のAPIも充実されたみたい。
個人的に面白そうなのが、Dockコネクタの制御。
iPhoneを充電およびデータ同期する際には、Dockコネクタってコネクタを通じて接続するのだけど、そこを通じてのいろいろな制御ができるようになる。
ということは、さまざまな外部機器と接続できる、ということ、だとアタシは思ってる。
なんらかの計測器とか、あとゲームコントローラとかキーボードとかも接続/制御できるのかな。
あと、現在は「アプリを買う」だけしかないのだけど、「追加機能購入」みたいなのと「月額料金」みたいなのが可能になる。
「追加機能購入」っていうのは、例えばゲームの1面から10面が用意されていて、さらに100円払うと11面以降がダウンロードされる、とか。
そういうのを、アプリ内で完結させれるみたい。
月額料金は、文字通りそのまま。
やっぱり、ものすごくわくわくするなー。
なんかものすごくうれしいなあ。
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