こらない

2009-01-09(金)

頭痛でしくじる

昨年後半に職場が移転して、「自転車ですぐ」のところだったのが「自転車だとちょっと…」になった。
どうもそれ以来、頭痛時の早退のタイミングがうまく計れない。
頭痛が起こって薬を服んで、30分くらいおとなしくしてれば治ることが多いのだけど、治らないことも多い。
そんな賭けをするのも危険なので、まわりに迷惑をかけないうちに帰るべきなのだけど。

で、やっちゃった。
「今冬初の雪が降るかもよ」の天候が悪影響を及ぼしたのか、ちょっと油断してるうちに本格的な頭痛になってしまい、すでに職場の階段を降りられない状態に(階段が一番辛い)。
そうこうするうちに退社時間になったので、仕事も終わったことだしこのままここで薬を服んでちょっと机で仮眠しようと。

で、机に突っ伏してたら「大丈夫?」と。
すでに声が出せないような状態だっただけど、「今薬服んだんで、ちょっとここで休んでいきます」と応対。
これで安心して休める、と思い、本格的に寝て、目が覚めたら大騒ぎに。
親会社やら家やらに電話が行ってて、すわ救急車ってなことになってた。
マズった…。

こっちは薬も服んだことだし、ただちょっと静かに寝てればいいだけなのでそうしてたのだけど、よく考えれば他にそんな状態になってる人を職場で見たことはない。
というか職場以外でもない。
普通は調子が悪ければ、さっさと帰る。
けど、頭痛だと動けないから帰れない。

移転前の職場は高層ビル、各階に休憩所があったから、どこか人気(ひとけ)のない階へ行って、そこで寝てた。
けど、今度の職場はそういう場所がないんだよなあ。

思えば、小学生の時もしょっちゅう頭痛で保健室へ行っていて、保健の川上先生に「寝てなさい」と言われ「寝ると起きれなくなるので」と言ってソファに座ってて、「じゃあ帰りなさい」と言われ「立てないので(ひとりでは)帰れません」と。
そうなんだから仕方ないじゃん、なのだけど、でもそうよね、当然普通は「調子悪いんなら、とっとと寝ろ」ってなるよなあ。
というか、この正月にも親に言われたばかり。

もひとつ、おそらく理解しにくそうなのが、「治る時には瞬時に治って、そして治ったらもう全く全然大丈夫」という点。
100ぐらいの苦しさで苦しんでたはずが、「お、治るぞ」と思うと5〜10分くらいですっと治って、そして治ったら苦しさはゼロなので、何をしても平気。
却って元気なくらい。
5分前まで死にそうだったのに。
看病してくれた人がいた場合、ムッとするんじゃないかと思う。

だから、治ったあとに「とにかく今日は家に帰ってゆっくり休みなさい」と言われても、こっちとしては「いやもう治ったんで」だし、まして「あれだったら明日も休んで、しっかり治してください」に至っては「いやそういうアレじゃないんで」という。
アタシは何せ自分のことなので、「そうだからそう」としか言えないのだけど、でもそうよね、とにかくしっかり休んでくれって思うわなあ。

で、“優しい上司”ほど、「一度ちゃんとした病院で視てもらえ」と。
有り難いことです。

ちゃんと視てもらって、原因が見つかって、手術かなんかして2ヶ月でも1年でも入院すれば治るんだったら、なあ。
ちゃんと体調を管理してれば頭痛にならない、とかならなあ。

とにかくちょっと油断してた。

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