先日注文したガス炊飯器がちっとも届かない、と思ってたら、思わぬところに複数枚「不在通知」が…。
慌てて再配達の手配をして、無事到着。
→こらない - ガス炊飯器を注文
リンナイ ガス炊飯器 こがまる【都市ガス13A用】RR-035GS-C(ブラック)
早速、新しい炊飯器でご飯を炊いてみたら、桁違いに美味くてびっくり。
先月までは古いガス炊飯器を使ってて、それが壊れたあと、ここ1ヶ月くらいはガステーブル(の炊飯機能)+鍋でご飯を炊いていたのだけど、それらと比べて断然美味しい。
なんてこと。
ところで、お米の洗い方。
何ヶ月か前、テレビで「お米のソムリエ」だか「お米のマイスター」だかという人が出ていて、おいしいお米の炊き方というのをやっていた。
その際「最近のお米は、精米技術が昔よりも発達しているので、昔のようにゴシゴシと研がず、2〜3回ゆすぐ程度で良い」と。
さっそく、「お米の洗い方」で検索してみた。
以下、Googleでの検索結果順に紹介。
有限会社米清というところのおいしいお米の炊き方より。
2、続いて、お米の洗い方
最近のお米は、精米技術の向上によって、かなりきれいに糠が取り除かれているため軽く洗う程度で十分。糠臭さも、ほとんど気になりません。
逆に強く洗ってしまうと、お米の表面にキズがつき炊きあがった時に破裂してしまい、ベチャベチャのご飯になってしまいます。
やっぱり「軽く洗う程度で十分」と。
次、お米のマルヨシというところのお米の炊き方・洗い方より。
昔言われていたように、ゴシゴシ洗う必要はありません。
ゴシゴシ洗うと、お米の表面に傷がついたり、お米が割れてしまったりして、炊き上がりがベチャとしたり、炊きむらの原因になってしまします。
ゴシゴシ洗う必要はない。
次、写真満載の橋本農園 お米の洗い方。
軽くかき混ぜながら洗います。
ザルを引き上げて濁った水を捨てます。
1回でもいいのですが、もう1.2度水を入れて、軽くかき混ぜます。
全然研いでない。
さらに以下のページ、2000年2月に書かれたもののようです。
→米の洗い方
今の精米は、糠はおろか、胚芽の部分も、完全に削り取られている。そのために、ごしごし洗うと、お米が割れる。さっと洗う必要はあるが、あの白い水は、米の澱粉質である。これを流せば栄養価が下がるし、うまみも無くなる。
そんな頃から言われたことなのか。
というわけで、あちこちのページを見た中からあれこれを総合すると、
米の炊き方
- たっぷりの水を注いで、すぐに捨てる。
- さらに2〜3回、ざっくり洗う。
- そんなことよりも吸水時間の方が大切。夏場は30分以上、冬場は60分以上。
- 吸水が完了したら、炊飯器オン。
- 10〜15分ほど蒸らす。
思い出した。
この最後の「蒸らす」がよく分かんない。
先述の米清では、
炊飯が終わりましたら、すぐにお釜の底から上へと余分な水分を飛ばすようにほぐして下さい。
と、「すぐに」と言ってる。
お米のマルヨシでは、
ご飯が炊き上がったら、すぐに食べるのではなく、一度ご飯をかき混ぜて、中に空気を入れてあげてください。
そうすれば、ご飯がふわっとして、食感がよくなります。
これが「蒸らし」です。最近の炊飯器は蒸らし機能がついてますが、やはり一度かき混ぜて空気を入れてあげるほうがおいしいですよ。
ちょっとはっきりしないけど、かき混ぜてから「蒸らす」ように読める。
これが橋本農園だと、
炊き上がったら、10分ほど待って(蒸らす)から、天地を反すようにかき混ぜてください。
蒸らしてから、かき混ぜてる。
アタシの経験上、あまりに炊きあがりすぐの場合は、かき混ぜようにもご飯がぐちゃぐちゃになってしまいそう。
そのまま10分程度おいてから、ざっくりかき混ぜるのが良さそう。
と、せっかくここまでまとめたところで、頼もしいページを見つけた。
→Rei Cooking 米 / Index
洗い方、炊き方その他、いろいろと考察が重ねられているのだけど、その前書きのような以下の文が素敵。
→Rei Cooking - 米のおいしい炊き方説明サイトに対する怒り
「米の炊き方」で検索すると、好き勝手書かれた数々のページが出てくる、と。
けど、どのページにも「なぜそうするのか」が全然書かれてないじゃないか、と。
そうそう。
そして、
いま特に腹が立っているのが、鍋派である。
と。
鍋で御飯を炊いている自分を自慢したいのか!?
いいだろう。だったら私は検証してみる。本当に炊飯器は鍋に劣っているのか。鍋で炊けば本当にうまくなるのか。炊飯器は絶対に鍋に勝てないのか。炊飯器が鍋に勝つ方法はないのか。
と。
そういった勢いでもって、科学的な理由/根拠を元に洗い、浸し、炊き、蒸らす。
なるほど、理にかなってるように読める。
けど、その通りに行なうのは、いろいろと面倒臭そう。
とは言うものの、それぞれの行程において「ここは経験で」とあるように、数値に「揺れ」は生じるわけで、その際ここに書かれた「基本」を分かってると、手抜きをするにも「きちんと」手抜きができそう。
ところで、米の品種。
最近のアタシのお米の買い方は、棚に並んでいるあれこれの品種の中から「精米日の新しいもの」をなるべく少量。
ひとまず、品種はあまりこだわらず。
好みに合うのも合わないのもあるので、そのうちどれかの品種に収束していくかも知れないけど。
ちなみに、困ったときはやはり安くて美味い「ミルキークイーン」。
間違いがない。
といいつつ、最近は近所の移動販売の減農薬米を買ってみたり。
ただ、5kg毎というのが、ちょっと多くてたいへん。
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