流山児★事務所×ごまのはえ×天野天街『双葉のレッスン』＠下北沢ザ・スズナリにイッテキマシタ（2008-06-12）。
「双葉」は「そうよう」と読むそうよう。
以下、ネタバレなしで。
京都を拠点とするニットキャップシアターのごまのはえ氏の過去の作品は未見。
チラシによれば、
『愛のテール』『ヒラカタノート』でOMS戯曲賞2年連続受賞という注目の新鋭劇作家：ごまのはえの「新作書き下ろし」をポスト・ドラマ演劇の旗手：天野天街が演出。
とのこと。
脚本はいつものごとく（？）、演出の天野氏による再構成があったもよう。
何を書いてもネタバレになるわけだけど、アタシの中では、少年王者舘の前回本公演『シフォン』の“濃度”に近い印象。
天野さんの作品では、いろいろな要素が重層的に積み重ねられて、ものすごい“重さ”を感じさせるものも多いのだけど、今回の『双葉のレッスン』は、『シフォン』同様、その“重さ”は抑えられていて、代わりに“構造”みたいなものが際立つ感じ、かなー。
“構造”なんて書くとあれだけど、要はパズル。
だからもう、初っ端からアタシの頭はフル回転。
ピースを見失うと、解けなくなっちゃう気がして。
今書けるのは、そんなところかしら。
誰かひとり挙げろ、と言われたら、坂井香奈美さんが良かったなー。
アタシは、もう1〜2回観に行くと思います。
面白いわよー。
公演詳細は、以下の流山児★事務所ページへ。
→RYUZANJI COMPANY
日曜日の昼/夜は、まだ比較的空いているとの情報。
かと言って、土曜日はもう無理なのかというと、そちらも大丈夫よ、とのことです。
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