オチが3回あります。
携帯電話やデジカメで、動画を「縦」で撮ってしまったもの(.3gp)を、パソコンで見ると「横」になるので、「縦」にしたい。
検索したら、Windowsでのやり方ばかり出てくる。
.aviに変換して、編集ソフトで90度回転させて、それを再度.3gpに戻す、とか。
それ以上あれこれ調べるのが面倒だったので、アタシのMacBookに入れてあるWindows XPをParallels Desktop for Mac上で起動して、言われた通りにしてみた。
そしたら、音声が消えちゃった。
音声のことを調べるのが面倒なので、「そいえば、AppleScript(というMacに付属の簡易プログラム環境)で、QuickTime Playerを操ってやればいいんだった」と思い出し、そちらでやってみることに。
こんな感じ。
tell application "QuickTime Player" activate rotate right of document 1 end tell
そしたら確かに映像は90度回転してくれたけど、縦横サイズが元のまま(つまり、回転後に映像が横長に太る)。
なんじゃそりゃ。
それなら、縦横サイズも変更してやればいいんじゃん、と思って書いたのが以下。
tell application "QuickTime Player" activate tell document 1 set {_w, _h} to dimensions rotate right of document 1 set dimensions to {_h, _w} end tell end tell
そしたら、dimensions指定がちゃんと動作しない。
なんじゃそりゃ。
あきらめて、改めてQuickTime Player Pro自体を見てみたら、ウィンドウメニュの中に「ムービーのプロパティを表示」というのがあって、そこの「ビデオトラック」をクリックしたら、「ビジュアル設定」の中にサイズ変更と反転/回転をするところがあった(Pro版のみ)。
なーんだ、わざわざソフトを探したりスクリプト(プログラム)を組んだりする必要なんてなかったじゃーん(オチ1)、と思い、「横」になってたものを無事「縦」に変えて、.movで新規保存。
さらに、これをウェブに載せるにあたり、自分のサイトにアップするよりもFlickrやYouTubeを使った方が楽なので、Flickrへアップロード。
そしたら!
また、元の「横」に戻っちゃった(オチ2)。
なぜ?
.movが悪いのか、それともFlickrが横長サイズしか受け付けないのか。
もうこれ以上は仕方ないや、と、その「横長」のままにして、貼り付けるタグを取得して、ウェブ上に表示。
改めて動画を最後まで確認してみたら…。
あら、「縦」で撮ってたのは始めだけで、最終的には「横」になってる!
じゃあ、無理に回転させる必要はなかった!(オチ3)
というわけで、その動画が、以下のページ(の中の2つ目)で見ることができます。
→Pascals Europe Tour 2008 Report - 2008-05-09 12H53
おそまつさまでした。
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