イラストレータ山口マオさんによる、「アートフリーマーケット IN 千倉 Vol.10」へイッテキマシタ。
会場の潮風王国は、海に面した場所にある道の駅。
なんと、東京駅からこの潮風王国まで、直通の高速バスがあり、これを使うと東京駅から3時間弱(結構遠い)。
会場には、ステージが組まれていて、アタシのお目当ては石川浩司/滝本晃司/知久寿焼という、元たまの面々。
3人のうち、それぞれの組み合わせで2人が同じステージに立つことはあるけれど、3人が揃うのは、5年前の「たま解散」以来、初のこと、かな。
ただし、3人揃うとはいえ、それぞれのソロステージなので、たまとしての出演ではないのだけど。
トップバッターは石川さん。
途中、「おととい知り合ったばかり」という三味線の方をバックに、ガウディさん。
つづいて滝本さん。
歌い始めてから、「歌詞を見ないと歌えないので」と譜面を用意したり。
そして知久さん。
たまの時もそうだったけど、やっぱり知久さんのボーカルは、周囲の(たまを知らない)人たちをピリッと惹き付ける力があるんだなあ、と再確認。
ここで知久さんから「せっかく3人揃っていることですし…」と。
おおぉ!
再び登場し、おもむろに風船を膨らます滝本さん(風船にピアニカを吹かせるという、しょぼたま仕様)。
「もしかして3人揃って演奏するかも?」のかすかな願いを胸に、どうやら全国から集まったファンの方たち。
もちろんアタシも。
それぞれのボーカル曲を1曲ずつ、計3曲を終えて、鳴り止まぬ拍手に応えてアンコール。
生声で、「まちあわせ」。
計4曲の、しかも千葉での無料イベントでの、短い復活演奏でした。
実のところ、東京であれこれのライブに行っていると、メンバー3人が一緒にいるところを見かける機会というのは、ないわけではない。
知久さん石川さんがメンバーのパスカルズのライブに滝本さんが来ていることは多いし、それぞれのソロライブに他のメンバーがいることもある。
それもあって、「あの3人が揃った!」という感慨は、思ったほどなかった。
けど。
やっぱり楽曲を聴くとすごい。
震える。
ものすごい。
そして、どうしてもやっぱり、もったいない、と思っちゃう。
希有だ。
そんな興奮も冷めやらぬ中、アタシはすぐさま、高速バスで東京へとんぼ返り。
夜は夜で、寒空はだかさん(+原マスミ+だるま食堂)のライブへ向かうのでした。
同じ行動をしてる人が他にも何組かいて、おかしかったな。
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