最近の女子中学生の携帯の使い方 - 19790401173.4というエントリを見て思い出した。
昨日ひさびさに会った研究会で一緒だった、いま女子中学校/高校で情報処理を教えている子から最近の子たちの携帯の使い方を聞いてみた。
それで思い出したのだけど、1ヶ月ほど前、中学3年生女子と高校2年生女子(この4月からそれぞれ高校1年生と高校3年生)とあれこれ話した。
東京都ではない関東圏の学校(共学)に通ってる。
あと、もひとり、小学5年生(4月から6年生)の男子も一緒にいた。
高校2年女子に訊いてみると、やはりクラスのほぼ全員が携帯電話を持ってる、とのこと。
「ほぼ、って?」と訊くと、クラスにひとりくらい持ってない子がいるらしく、「マジ連絡取りにくくて困る」と。
中学3年女子に訊いてみると、「みんな持ってる」と。
もちょっと詳しく訊いてみたんだけど、アタシの感触では「半数以上が持ってるのは確実、おそらく7割くらいの人が(携帯電話を)持ってる」って感じみたい。
その子は、今回、高校受験の合格を機に、買って貰えたみたい。
Hey! Say! JUMPっていうジャニーズのグループのなんとか君のファンらしく、いろんな画像を見せてもらった。
ここ数年、女子バレーのテレビ放映を見てるのと、ちょこちょことテレビドラマを見てたおかげで、ぎりぎり会話が成立、に胸をなでおろすアタシ。
小学5年男子に訊いてみると、「持ってる子もたくさんいる」という答え。
「クラスの半分くらいの子が持ってる?」と訊くと、「うーん…、分かんない」と。
そもそも、誰が持ってて誰が持ってないか、分かんないみたい。
キャリアやメーカやサービスは、アタシ自身が知らないので訊いてない。
高校2年女子の話。
「告るのは、ケータイはだめ」らしい。
メールで告白するのはだめで、ケータイの通話でもNG、「ちゃんと顔を見て言って欲しいじゃないですかー」と。
これは今時の女子高生全体の話ではなく、彼女の意見。
あと、授業中に手紙をまわしたりするのは、かろうじて残ってたりするみたい。
へー。
これらの話を聞いて思ったこと。
親として、自分の子どもにケータイを持たせる/持たせないって選択は、ないんだなあと。
いつ持たせるのか、って判断はあるけど、上記の彼女たちの話を信じるなら、少なくとも高校2年の時点では全員が持ってるわけで、自分の子だけ持たせない、っていう選択肢は難しそう。
自分がそれくらいの頃に買ってもらったものと今のケータイの大きな違いは、「毎月お金がかかる」ってことだよなー。
親、または学校にアルバイトを禁止されてるとしたら、使用料は親の負担。
アタシは、誕生日やクリスマスにプレゼントを買ってもらえる家庭に育ったのだけど、毎月のおこづかいっていくらだったかなあ。
や、アタシはバイトしてたけど。
でもあれか、「成績が上がったらケータイを買ってあげる」もそうだけど、親が月額使用料を払うことで、「成績が落ちたら、ケータイとめるわよ」っていうコントロールも可能なわけか。
アタシの頃は、ケータイもPHSもポケベルもなくて、「あの娘」と話す際は自宅に電話して呼び出してもらうしかなかった。
というか、何時くらいに電話するから、電話の前にいてね、とかだったなあ。
21:30に塾が終わって、22:00が門限だったから、その隙間の10〜15分を使って公衆電話で話したりしてた。
女子中高生と話してて、何がいちばんショックだったかって、アタシ、その子たちの倍以上の年齢だってこと。
コメント