アタシが使ってるOSは、Mac OS X 10.4.11 Tiger。
メモリを2GB積んでるのだけど、ずーっと使ってるとなんか重くなる。
アプリケーションを切り替えたり、Safariでタブを切り替えたりすると、ポインタが虹色になって、ぐるぐるぐるぐる回りだす。
なんじゃろなー、と思って検索してみたら、どうも、スワップファイルってのができると遅くなるみたい。
スワップファイルっていうのは、メモリがいっぱいになっちゃった時に、メモリ上の情報を一時的に置いておくファイル、かな。
このスワップファイルは、Tiger上では、/private/var/vm という場所に、swapfile0、swapfile1、swapfile2…、といった感じで増えていく。
swapfile0は最初からあるのだけど、これがswapfile3とかswapfile4と増えると、一気にあれこれと重くなる。
じゃあ、そのファイルを捨てちゃえばいいかというと、そうもいかない。
となると、スワップファイルが作られないようにするしかない。
なんか、Tigerでは、なのかMac OS Xではなのか、メモリが開放されないことがあるみたい。
とりあえず、そのメモリをきちんと開放してやって、「メモリが足りない」ってことにならないようにしてやるのが良い。
というわけで、まずはメモリの状態をすぐ分かるようにしようということで、MenuMetersというソフトを入れてみた。
→Raging Menace - MenuMeters
使い方は、以下にきれいにまとまっていました。
→わかばマークのMacの備忘録 : MenuMeters
これを使って、「メモリーメータを表示」にしてやると、メニュバーで使用メモリと空きメモりが確認できる。
その部分をクリックすると、スワップファイルがいくつ出来てるかも分かる。
で、空きメモりが少なくなったら、メモリを開放してやる。
メモリの開放に関しては、以下のページでメモリ開放スクリプトが公開されていました。
→スワップファイルをなくそう4 (うむらうす)
Finderの再起動をしたり、Dockの再起動をしたり、アクセス権の修復を行なったりすると、よく分からないけど確かに未使用メモリが開放されるらしい。
で、それらを自動で行なってくれるのが、上記ページからダウンロード可能なRelease Memory2。
早速使ってみたら、確かに空きメモりが増えた。
へえー。
ただこれ、実行中に何も表示されないので、怖い。
せっかくソースも公開されていることだし、自分で作りなおそうと思い、久しぶりにAppleScriptを書いてみることに。
が、作業中のインジケータ等を表示するには、Xcode(という開発環境)を使って、あれこれしないといけないのだった。
面倒。
しかしまあせっかくなので、実行前に、その環境がOS 10.3もしくは10.4であるかどうかだけチェックするように改良。
10.5 Leopardには対応していないらしいので。
そんなこと忘れて、10.5になってから間違えて使ってしまわないように(アタシが)。
あと、終了時のダイアログが出る際に、前面に出るようにしておいてみた。
せっかくいぢったので、以下のページに置いておきます。
Release Memory2.1plusという名前にしておきました。
→kdoc - アーカイブ
そこまでやって、そういうことを全自動でやってくれるバージョンのものが出ていることに気付きました。
→空きメモリ確保AppleScript「Freemem Keeper」作った (うむらうす)
やってることは同じなのだけど、実行するタイミングまで含めて、自動でやってくれる。
便利そう。
けど、CDやDVDを焼いたり、映像を編集したり、他にもあれやこれやと、Finderも再起動するわけだし、あまり勝手に起動されても困るので、Release Memory2くらいがアタシにはちょうど良さそう。
久しぶりにAppleScript触って、またあれこれ作りたくなっちゃった。
そいえば、iTunesの曲情報の「ふりがな」を一括で入力する簡易なツールが欲しかったんだよな。
作るか。
いや、その前に、サイト管理システムCGIを完成させないと(結構いいところまで出来てる)。
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