2005年、維新派のメキシコ公演に合わせて訪れたメキシコ。
行ったのは、オアハカ〜メキシコシティ〜グアナファトの3つの街。
オアハカは、“都市”といった感じの町ではない小規模な町で、静かでゆったりとしている印象。
そこが現在、外務省の海外安全ホームページによれば「渡航の是非を検討してください」となっている。
オアハカ市では本年6月以降、給与等の待遇改善を求める全国教職員組合関係者とその支援者が治安部隊との衝突を繰り返しており、市内の治安は悪化し、市の中心部では銃撃が頻発しています。事態が早期に解決する見通しは立っていません。
長引く混乱で、APPO側が占拠を続ける市中心部では、主要なホテルやレストランが営業を中止するなど、経済にも深刻な影響が出ています。長引く混乱の中で警察の機能低下は著しく、スリや強盗などの犯罪が増加し、治安が悪化しています。
市の中心部で銃撃?
あんな穏やかそうな町だったのに…。
10月29日には連邦政府の治安部隊が投入され同市中心部(ソカロ)を制圧しましたが、その後も、11月2日には市内南部の大学都市周辺、11月20日、25日にはソカロ周辺地区で衝突が発生し、多数の負傷者、逮捕者が出る事態となっています。また、この他にも、偶発的に発生する局地的な衝突等により、一般人やジャーナリスト等が銃撃の巻き添えになり死亡する事案も発生しています。
さらに、グアナファト(維新派が公演を行なった地)の街があるグアナファト州では、パイプライン連続爆破事件というのが起こっている。
7月5日と10日に、メキシコ国内の石油、天然ガス及び液化石油ガスのパイプラインが爆破され、メキシコの左派ゲリラの一つである人民革命軍(EPR)がこれに関する犯行声明を出しました。
維新派の公演に引っ張られて、何の事前知識もないままに訪れたメキシコ。
行ってみたら、人はみな温かいし、メシはおいしいし、町並みもかわいいしで、機会があればまた行ってみたい国のひとつ。
もともとは治安が悪かったところを、なんとかその汚名を返上して安全な街にしようとがんばっている様子があちこちで見られた。
上記の事件について詳しいことを知らないので軽はずみなことは書けないけど、早く問題が解決することを祈るばかり。
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