こらない

2007-01-25(木)

jpって何?

Office K.ではいろんな人のウェブページのお手伝いをさせてもらってる。
Office K.

実際にウェブページのお手伝いもしているのだけど、それ以外のデジタル全般の相談を受けることも多い。

最近、そんな話を電話でしていた時のこと。

「自分のメールアドレス、忘れちゃうの」
「あらー。でも(xxx@officek.jpの)xxxとofficekは覚えてるんだよね?」
「うん。でもそのjpってのが分かんなくなるの」
「そっかー、ここは日本だからjp、っていうのじゃ思い出せないかー」
「え?」
「ん?」
「もしかして、jpってJapanのjとpなの?」

そうかー、ドメイン名の末尾の「.jp」がJapanってこと、分かんない人には分かんないのかー。

「じゃあさ、日本じゃないところもそれぞれjpみたいなのがあるの?」
「うん。フランスはfrだしイタリアはit、中国はcnでタイはth」
「じゃあさ、coは?」
「co? co.jpのco?」
「そう」
「それは、jpの中のcoっていう意味。coはcommercial(商用)の意味で、企業とかが使ってることが多いよね」
「Office K.はcoじゃないの?」
「あー、coっぽい、かもねー。けどco.jpドメインは取得の時に登記簿が必要だったりで、いろいろ面倒なのよ。今はそうでもないらしいけど」
「co以外もあるの?」
「あるよ。or.jpとかne.jpとかgr.jpとか、他にもいろいろ。orはorganization(団体)。gr.jpはアタシが知ってる中ではライブハウスのマンダラグループのmanadala.gr.jpしか見たことない」

とかなんとか。

ふだんあちこちのページを見てて、リンク先へ飛ぶ際、ウィンドウの下の部分(ステータスバー)に表示されるリンク先のアドレスを見て「.frってことはフランス語のページかー」とか思いながらクリックしたりクリックしなかったりする。

あるいは、いろんな国のバンドの楽曲が集められたオムニバスCDで、それぞれのバンド紹介にところに載ってるウェブページのアドレスが「.it」なら、「イタリアのバンドかー」と分かりやすい。

なので、アタシが関係してるサイトでは、なるべく「.jp」を使うようにお奨め。
「.com」「.org」「.net」等は誰でも取得できるので、それ自体から何も分からないけど、「.jp」があるとそれだけで「日本」と伝わる。

…と思ってきたのだけど、そもそも誰もアドレスなんて気にしない?
いや、それだったら独自ドメインを取得しようなんて思わないよね。

そいえば、ドメイン関係でよく「え? そうなの?」と言われるのが、大文字小文字。
ドメイン名では大文字小文字を区別しない。

なので、

  • http://www.officek.jp/
  • http://WWW.OFFICEK.JP/
  • http://www.OfFiCeK.Jp/

のいずれでもOK。

  • u5@officek.jp
  • U5@officek.jp
  • U5@OFFICEK.JP

と、メールアドレスも同様。
携帯電話がこれに従ってるかどうかは知らない。

ちなみに「www」っていうのは、サブドメインといって、ドメインを持ってる人が自由に使える。
「officek.jp」という「市」を購入して、その中に「区」や「村」を自由に作るようなイメージ。
「www」じゃなくて、「abc」でも「zzz」でも「yugosakai」でも「home」でもなんでもいい(使っていい文字/いけない文字というのはある)。
サブドメインを使わないなら、「www」を取り去ってしまって「http://officek.jp」にしてしまうことも。

ところで、どうでもいいかも知れないけど、「http://www.officek.jp」という表記が気持ち悪い。
「www.officek.jp」とドメインだけにするか、「http://www.officek.jp/」というアドレスにするかどっちかにして欲しい。

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  • update: 2009-08-06

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