我が家の菜園の教科書である『永田農法「極上トマト」をベランダで作る』を読み返していたら、実もの野菜のところにオクラがあった。
これはオクラに限らないのだけど、永田農法で作ったオクラはとにかく美味いらしい。
一般に目にするオクラは断面が5角形の角オクラだけど、おすすめは断面の丸い丸オクラだとある。
英名レディース・フィンガーといって細長く、長さは15〜20cmにもなるらしい。
これも食べてみたい(オクラといえばガンボスープかな)。
永田農法のポイントのひとつに「原産の環境に近付ける(と本来の味が出る)」というものがあるのだけど、オクラは東北アフリカが原産らしく、高温乾燥を好むらしい。
乾燥はさておき、今年も暑くなりそうな夏に向かって、うまく育つかも知れない。
現在連休中なのもあり、サイクリングがてらさっそく近所の店をまわってみるも、やはり「丸オクラ」なるものは見つからず。
家に戻りインターネットに頼ってみたところ、沖縄在来の島オクラなるものがこの「丸オクラ」らしい。
さまざまな品種の種苗を取り扱っている太田種苗のページからさっそく注文してみました。
太田種苗さん野菜の種に強いらしく、トマトひとつとってもすんごくたくさんの種類が出てきます。
次回からここで選ぼう。
そうそう、初めて知ったのだけど、種っていうのは「4種郵便(農産種子)」として安く送ることができるんですね。
インターネットで種苗を探していたらたどり着いた加納さんという方のページ。
十二単とウコンと古代米と伝統野菜と…と何だかよく分からないページなのだけど、その中に種苗販売のページがあり、そこで餅菜の種を見つけてしまいました。
そのページにもあるように、餅菜というのは岐阜や愛知に伝わる伝統野菜で、正月の雑煮はこれじゃないと始まりません。
名古屋出身のアタシは当然全国で売られている野菜だと思っていたのですが、地域限定野菜だったらしく、東京では手に入らないばかりか実家近くのスーパーでも手に入りにくくなっているとか。
じゃあ作るしかないんじゃないか、と思わず注文してしまいました。
もうすでにうちの狭いベランダは飽和しているので、秋に蒔こうかな(そしたら正月に食べれるだろうか)。
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