救急車有料化を本格検討とのこと。
総務省消防庁は14日、増え続ける救急出動に対応するため、緊急度が低い出動の有料化や民間業者の活用の可能性について本格的な検討を始めることを決めた。
以前、自分が頭痛でマズいことになった時に「救急車呼ぶのもアレだし、さっさとタクシーで救急外来へ行こう」と思い、タクシーで乗り付けたのだけど、結局救急車だろうとタクシーだろうと順番待ちになるのは変わらないのね。
タイミングの問題ではあるんだろうけど、1時間とか2時間とか、待つ。
まあねえ、「痛い痛い」って言ってるってことは意識もはっきりしてるわけだし、緊急度は低いんだろうなあ。
ところでこの有料化って、「有料ならやーめた」ってのを期待して出動件数を減らしたいんだろうか。
それとも、有料化で見込める収入を財源にして、出動拠点や救急車台数を増やすってことだろか。
いや、有料化で見込める収入なんて、たかが知れてるよねえ。
救急車の台数が増えても、受け入れ可能な病院や医師が増えないことには意味ないしね。
救急車関係でもひとつ。
Yahoo!ニュース - 救急車より早く現場到着、横須賀市が消防車に除細動器
心臓が突然止まった人の救命率を上げるため、神奈川県横須賀市消防局は15日から、同局のすべての消防車両に、電気ショックで心臓の動きを回復させる自動体外式除細動器(AED)を配備する。
ほんとはドックンドックンしなきゃいけない心臓がピクピクとしかいわなくなるのが細動で、それを取るのが除細動器、だろうか(→こらない:虚血性心疾患の基礎知識)。
救急車より消防車の方が現場に早く着くことも多いので、消防車にもその除細動器ってのを配備するぜ、ということらしい。
ちなみに、
除細動は医療行為にあたるとして、医師や救急救命士などにしか認められていなかったが、昨年7月から一般人も除細動器を使用できるようになった。現在、小型で安全性の高いAEDが普及している。
これって、救急病院もののドラマなんかでみかける、電気ショックマシーンみたいなやつのことなんかなあ。
一般人も使用できるようになったらしいので、ドンキホーテとか行ったら売ってるのかも知れない。
コメント