前回の記録は、こらない - 卒煙その後2(禁煙1ヶ月半記録)だったかな。
というわけで、たばこ吸わなくなって3ヵ月経過。
5月25日で3ヵ月で、今日が6月5日なので、正確には3ヵ月と10日。
卒煙外来通院もすでに終わってるし、禁煙レポートはこれでおしまい、のつもり。
以下、仮想質問に答える形式で、思いついたことをだらだらと。
「もう吸いたくならない?」
吸いたい。
数日に1回は、吸いたいなーと思う。
「吸いたいなー」とはちょっと違うか。
吸ってる人を見て「いいなー、おれも吸いたいなー」と思う。
トンカツ好きだけど、油物を食べるとお腹こわしちゃう人が、「あー、トンカツいいなー、でもお腹こわしちゃうからな…」っていうのと同じくらいかなぁ。
「食べ物がすごく美味しく感じられるようになるんでしょ?」
どうなんだろう。
いや、なってるんだと思うよ。
ただ、そういうのを「お!」と感じるタイミングがなかったからよく分かんない。
タバコ吸ってる頃から、美味しく食べてたし。
「タバコやめて1週間くらい経ったあたりから、炊きたてのお米がおいしくて!」みたいな体験はなかった。
「太ったでしょう?」
これ、ずっと「体重ほとんど変わってない」と書いてたんだけど、最終的に太った。
あとの方で書く。
「体調よくなるって聞いたけど?」
よくなった。
認める。
まず、寝起きが違う。
寝起きが(以前に比べて)いい。
あと、寝入りが違う。
布団に入ってから寝るまでの。
咳き込んだりとかってのはなくなったねえ。
あと「あれ? 風邪かなぁ?」みたいな不定愁訴みたいなのも、かなり減ったと実感。
「例の片頭痛は?」
これも明らかに回数(と強度)が減りました。
「1/10になった」は言い過ぎ、でも半分以下には確実になってる。
毎月薬にかかるお金(レルパックス1錠900円×1回2錠=片頭痛1回1,800円)も半分以下になったってことだ。
「他には?」
1ヵ月目の頃には気付かなかったのだけど、2ヵ月目を越えたあたりから気付いたのは、「以前より気分が落ち込みやすい」ということ。
「なーんかどうも面白くない」っていう状態が、ちょくちょく来る。
気分転換に出かけたり、何か美味しいものを食べたり作ったりってことで回避できる程度の。
実際そうやって回避してる。
大したことない、と言えば、大したことない。
でも、対処を間違うと、簡単にうつ状態に陥るんじゃないかなぁ、という気はする。
それで、「何か美味しいもの」で、しかも出来れば「何か毛色の違うもの」を求めて出掛けることが以前より増えた。
タイ料理とか、ベトナム料理とか、インド料理とか、いや別にアジアに限ってるわけじゃなくて、フレンチとか。
というか、どこの国ってわけじゃなくて、こう、「楽しさ」のある料理ね。
非日常な。
そして、下手するとデザートまで食べて帰ってくる。
ってことが増えて、急激に太りました。
2ヵ月目を越えたあたりから気付いた、と書いたけど、そのあたりから卒煙薬を服まなくなってるんだなそういえば。
卒煙薬(=チャンピックス)って、「ニコチン受容体に作用して、ちょっとだけ(タバコを吸ったときのように)ドーパミンを出す」って作用があって、つまり薬を服まなくなって、ドーパミン出てない、と。
タバコを吸ってたときは、ニコチン受容体にニコチンが作用して、びゅーびゅーとドーパミンが出てたと。
そんなわけで、実は禁煙2ヵ月目よりも、3ヵ月を越えて薬に頼らなくなった今の方が、厳しい気がしてる。
「タバコを吸えなくて苦しい」というのとは違うのだけど、以前と同じドーパミン放出量を求めて、脳がプチ飢餓状態、というこの状態が厳しい。
なるほど、禁煙開始時に医師がうつ病チェックするのは当然だな、と今になって。
この「喫煙時代よりも少ないドーパミン放出量」ってのは、いずれ慣れるんでしょうかね。
ただただ我慢していくってことだとしたら、なるほど禁煙ってのはほんとにたいへんだ。
以上、ちょっと眠くて文章がガタガタだけどそのままアップ。
3ヵ月レポートおちまい。
過去のあれこれは、例えば以下からどうぞ。
これまで
- 2012-02-18: 卒煙外来初回
- 2012-02-25: 禁煙開始
- 2012-03-03: 卒煙外来2回目
- 2012-03-24: 卒煙外来3回目
- 2012-03-25: 禁煙1ヵ月
- 2012-04-14: 卒煙外来4回目
- 2012-04-25: 禁煙2ヵ月
- 2012-05-12: 卒煙外来5回目
- 2012-05-25: 禁煙3ヵ月
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