Googleブックスなるサービスがスタートしてた。
知ってたけど、びっくりした。
→Google ブックス
ブックスっていうくらいだから、検索対象は「本」なのだけど、書名や著者名が検索できるだけじゃないのね。
例えば、「東山動物園」で検索した結果が以下。
→東山動物園 - Google ブックス
どの本の何ページに「東山動物園」って出てくるか、分かる。
ってことは、Google側で、これらの書籍を全部デジタル化してるってこと。
実際に、全ページをスキャンしてその画像から文字を起こしてる。
うはー。
縦書き文化に対応できてないところとかはご愛嬌だけど、いや、なんか、すごい。
通常こういったサービスの場合、「天野天街」で検索しても大した結果は出てこないのだけど、実際はこんな感じ。
→天野天街 - Google ブックス
1994年のキネマ旬報の209ページに映画「トワイライツ」関係で載ってたり、『ジャパニーズ・ロード / 小林紀晴』という本に「彼女は少年王者館(天野天街主宰)という劇団に所属していて、『最後の淋しい猫』 …」という記述がある、ということが分かる。
当然、ENBUや北冬書房やペヨトル工房から出版された戯曲等も出てくる(当然と書いたけど、これだけでもすごい)。
あと、なんかカリフォルニア大学の提供で、昔の『月刊ガロ』とかもデジタル化済みみたいで、そのあたりの作家の名前を検索すると結構いろいろ出てくる。
いや、なんかすごい。
たぶん、手放しで喜べない人も多いのだと思うのだけど、アタシなんかは、さらに突き進んで、うちに大量にある過去のイベントのチラシとか、全部デジタル化して検索可能な状態にしてくれないかしら、と思ってしまう。
遅かれ早かれそういう時が来そうな気もするので、その日が来るまで、ただただアタシの家に死蔵させておいてもいいような気がしてきた(ここ数年、整理と称して要らないチラシはどんどん捨ててるのだけど、それを中止して)。
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