文殊の知恵熱の公演「UNG-A」を観に横浜へ。
→こらない - 文殊の知恵熱「UNG-A」@横浜とか
ライブにしろ芝居にしろ、長年見続けてるものが多いので、客席を見渡すと知った顔があることが多い(知り合いかどうかは別として)。
けど、この日は全然いない。
と思ってたら、どこかでご一緒した感じの方がいらして、「どうもその節は…」って感じで会釈。
すると「いえいえこちらこそ」って感じで返ってきたので、ああやっぱりどこかでご一緒したんだなと思い、「えっと、どこでご一緒しましたっけ?」と不躾に尋ねると、「よくご一緒になります」と。
どうやら、そこいら中の会場ですれ違ってはいるけどこうしてご挨拶するのは初めまして、という方だった・笑。
ただ、ワツニュの頃からアタシのページを見ていただいていたようで、ああもうそれはそうでしたかどうもありまとうございます。
こういうことがだいたい年に1回、いや2年に1回くらいある。
現在ブログと呼ばれるようになったこういうページを更新するようになってたぶん10年くらいになる。
なんでこんなことしてるかというと、やっぱり自分が観にいった素敵公演とか素敵作品をぜひともお知らせしたいから、というのがいちばん。
なので以前は「みなさんも、一度ぜひ!」と結ぶエントリが多かった。
ワツニュの頃は、それらの記事を読んでもらうために、嫌な言い方をすると“撒き餌”として面白ニュースを配置して更新量を増やしてた。
それでどんどんアクセスは増えたし、リンクしてもらうことも多かったのだけど、でもそれが各公演への集客につながったと感じることは皆無。
例えば、少年王者舘の公演の前後には毎回かなりのパワーをかけて「すごいんだってば!」って書いてたんだけど、「そんなに言うなら見てみようと思って、観にいってみました」という記述は見たことがない。
ただ一度の例外は、シベリア少女鉄道の「耳をすませば」の時で、あの時は何も説明せずに「とにかく何でもいいからすぐ観にいけ!」とだけ書いたら、結構な数の人が(うそ、数人)観に行ったぽくて、ああなるほどそういうものか、と。
今は、そういう直接的な影響を与えられるとは思ってなくて(驕ってなくて)、でも意味はあると思ってて。
例えば、たびたびうちのページを見てれば、どうしても「パスカルズ」とか「少年王者舘」とかっていう単語を目にすることになる。
それ自体は何も引き起さないかも知れないけど、別のところ、例えば何かの雑誌だったり、別の芸能人のブログとかで同じ固有名詞を見かけた際に、「あ、それって」ということになることもあると思う。
それが偶然3回4回と重なったりすると、さすがにちょっと気になると思う。
だからその3回とか4回のうちの1回分を担っておくのは有意義かなーと。
うちくらいのページの影響力っていうのは、ちょうどそのくらい、おそらく。
と、すっきりと割り切って更新を続けているのだけど、1〜2年に一度くらい、先述のように「ずっと見てますー」と話しかけられることがある。
あー、やっぱり受信してくれてる人っているんだー、とうれしい。
でやっぱり、そういうことがあると、ちゃんと更新しなくちゃいかんなあ、と思ったり。
最近は、足を運んだイベントのうち、たぶん3割くらいしか書いてない。
それは、選んだ3割じゃなくて、更新時間がたまたま取れたかどうか。
以前は観たイベントは1つも漏らさず書いてたけど、さすがに今はそれは無理とはいえ、もうちょい。
コメント