あちこちで耳にする「ヨーロッパ企画」。
京都を拠点に活躍する劇団だけど、「芝居」以外の活動も多いみたい。
→ヨーロッパ企画
→ヨーロッパ企画 - Wikipedia
というわけで、初ヨーロッパ企画体験ということで、『あんなに優しかったゴーレム』を池袋あうるすぽっとにて観劇。
栗東、京都、名古屋、大阪、広島、福岡での公演を終えての東京公演。
前売券は売り切れで、前日に「当日券予約」。
ロビーでDVDの映像が流れていて、天野天街さんが映ってた(トークゲストのときの映像)。
客席に着くと、あら、客入れの音楽が栗コーダーカルテット。
さらに、お、曲が変わった、と思ったら、今度は滝本晃司さんのインストアルバム『3g』。
おやおやおや。
感想。
えーどうしよう、なんであんなに客席がウケてるのか、全然分かんなかった。
公演名で検索すると感想がいっぱい出てくるのだけど、例えば、
→ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」 6/20|たけやんさんのブログ
前回の「火星の倉庫」は徐々に笑わかせていって、最後にドッカンドッカン笑わせるみたいな感じでしたが、今回のは、しょっぱなからゲラゲラ笑って最後にもドカンと笑わせる作品でした。
え、えー!?
アタシが観た回では、ドッカンドッカンはウケてなかったように思うのだけど、でも「え? どうしてここで笑いが?」というのは、観劇中に何度も何度も。
→まど。 | ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」観劇
クライマックスでの驚きの仕掛けに客席からは拍手や悲鳴が飛び出してとても盛り上がりました。
オーソドックスなのだけれど、なぜかきっちり爆笑がとれるのですよね、あれは。
心理攻撃にも似た(笑)あの仕掛け。
爆笑するようなところなんてなかったよぅ。
あと、「クライマックスでの驚きの仕掛け」ってのも、どれを指してるのか分かんない…。
仕掛けなんてあったっけ…。
アタシがおかしいのかなあ。
あの、その、「俺はこれくらいじゃ笑わないよ」みたいに、斜に構えて観てたわけじゃないつもり。
あるいは、最初の段階で「なんだこれ?」と冷めてしまい、その後何をやってもシラけてしまう、とかにもなってなかったつもり。
やー、お金払って観にいってるわけで、できれば楽しみたいですもの。
あと、念のために書いておくと、「内輪ウケ」で笑いをとっていて、それがアタシには分からない、とかではないの。
でも、いきなり会場がドッと湧いたりした際に、アタシひとり「え? ええー? 今みんな、どれに笑った?」って感じで、なんか全然ついていけなくて。
熱烈なファンが大声で反応してるって感じでもなくて、そいえば終演後に隣りの人のアンケート用紙が目に入ったのだけど、その人は「友人の紹介」で見に来て「今回が初めての観劇」で「満足」にマルがついてて、「最高に面白かった」らしいのよね。
あれですよね、アタシの席からは見えない部分に始終テロップ等が表示されてて、観客はそれを見て笑ってた、とかじゃないですよね?
役者さんの台詞の掛け合いとか、それぞれの人のキャラクタとかはたいへん上手いなと思いました、とフォローを入れつつ、アタシにはよく分かんなかった、ってことにさせてもらってよろしいでしょうか。
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