プラハ4日目のつづき。
トイレも無事済ませて街へ戻ると、SEX MACHINES MUSEUMなる場所を発見。
外から覗いてみると、どうやらいろんなセックスマシーンが展示されてるみたい。
秘宝館みたいな感じなんかなー。
入場料を訊くと250チェココルナ(1,550円)。
それくらいなら入ってみればよかったな、と今は思うけど、他の美術館や博物館は100チェココルナ以下だったりしたわけで、この時は「高っ!」と思い、入場せず。
街中でよく見かけた、観光用オープンカーツアーは、2人で40分950チェココルナ(5,870円)らしい。
プラハ最終日ということで、お土産になるものを探しに大型スーパー(TESCO)へ。
プラハではウエハースのお菓子がポピュラーらしいので、それをたくさん買うことに。
けど、ポピュラーなだけあって、種類もたくさん。
棚の前でどれにしようか迷っていたら、近くのおじさんがそのうちのひとつを手に取り「ドブリー、ドブリー」とアタシたちに教えてくれた。
「ドブリー」はチェコ語で「おいしい」の意。
おおー、サンキュウ、おじさん。
「ドブリー」が「おいしい」だと覚えてて良かった。
上の写真は、地下鉄の路線図の一部で、記号を説明してる部分。
「K+R」のところの説明が「KISS & RIDE」になってる。
KISSってキスのことなんかなあ。
デートスポットってこと?
昼も2時をまわり、お腹ぺこぺこ。
宿のアパートの1階が中華料理屋だったので、そこでさっさと食べることに。
その後も、あちこちへ移動し、あれこれと最後の買い物。
ここはボタニクスというお店。
アタシはよく知らないのだけど、知ってる人は知ってるというナチュラルな石けんやクリームといったスキンケア製品のお店。
日本で買うと、たいへんに高いらしい。
プラハ最後の夕食は、ガイドブックでもおなじみのU Kalicha(ウ・カリハ)というビアホールへ。
「善良な兵士シュヴァイク」というキャラクターの作者が通ったことで知られる店、らしい。
ここ、どーんと広いフロアに椅子とテーブルが並んでるのだけど、まだ夕方5時半と時間が早いためか、ガラガラ。
年輩のカップルが4組(おそらく全員観光客)くらいしかいない。
で、こんなに広いのに、その4組が1カ所にぎゅーっと寄せ集められてる。
そして、案の定アタシたちも、その横の席へ。
隣りの人たちと、ものすごく密着な感じ。
微妙。
席に着くとさっそくおばちゃんがボトルを持ってくる。
「たぶん、チェコでおなじみの薬草酒じゃないかなあ」とサフさん。
「いらねえ」と断ると、「じゃあ、ビールでいいわね」ときた。
ビアホールに来ておいてあれだけど、うちはふたりとも完全な下戸。
アタシは「ミネラルウォーター、ノンガス」にしたのだけど、サフさんはチェコビールに果敢に挑戦。
「中国? 韓国? 日本?」と訊かれたので、日本だと答えたら、日本語のメニュが出てきた。
日本語のメニュって、確かに助かりはするのだけど、実はいまいち。
例えば、現地でおなじみの「クネドリーキ」という料理(実際にはパンのようなもの)が食べたい、と思っていても、それがどれだか分かんないから(上記では「蒸しパン」と訳されてる)。
さすがに料理や材料の名前くらいは英語でも分かるので、現地語と英語が併記されているメニュがベスト。
ところで、やっぱりなんか雰囲気がヘン。
他のお客さんも、なんとなく落ち着かなさそう。
こんなに広いのに、ものすごくぎゅうぎゅうになって座ってるのが原因か。
アタシが頼んだのは、チーズのフライ。
見たままのチーズのフライでした。
サフさんは、ローストポーク+クネドリーキ+ザワークラウト。
ビアホールの定番プレート。
クネドリーキというのは、もっちりとした重い蒸しパンのようなもので、「ごはんとおかず」でいうと「ごはん」にあたるもの、かな。
それぞれの料金は忘れたのだけど、全部で680チェココルナ(4,200円)なり。
このジョッキは500mlかな。
他の人はこれよりうんとでっかいジョッキで飲んでた。
テーブルで会計待ちをしていると、年輩の日本人のご夫婦が入店してきて、隣りに着席。
アタシたちとは逆で、ハンガリーから移動してきて今日プラハに着いたそう。
やはりまずは店員に薬草酒を薦められ、「要らん!」と断ったら、店員のおばちゃんがテーブルにドーンッ!ってボトルを叩き付けてた。
しばし歓談ののち、アタシたちはおいとますることに。
入り口で売られている、シュヴァイクグッズ。
ボールペン50チェココルナ(300円)という、観光客向け価格。
各国語のメニュが用意されてることといい、まさに観光客相手のビアホールということもあってか、どうもなんだか、気分の乗らない店だったなあ。
ぼったくりとまではいかないけど、なんかどうも。
腹を膨らませたあとは、プラハ最後の観劇ということで、レデュータ劇場へ。
終演後、この日はおとなしく宿に帰って、翌日の移動に備えたのでした。
いよいよ翌日は、チェコを出てスロヴァキア、そしてその日のうちにハンガリーのブダペストへ。
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