こらない

2007-03-05(月)

シャンプーとか石鹸とか

最近読んだ「シャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいい」というエントリ。
シャンプーとリンスは古くから言われてるけど、そこに石鹸も入ってるのを読むのは初めて。
分裂勘違い君劇場 - シャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいい

私がシャンプーもリンスも一切使わなくなってから、1年ちょっとたちます。
そのおかげで、かつてのような髪の毛のべたつきがなくなりました。
お湯で頭皮をマッサージするように洗うだけで、髪の毛はいつもサラサラです。

それはさておき。

フンデルト・ヴァッサー展の帰りに東京駅近くの丸善であれこれ本を見てた。
そしたら、『買ってはいけない』『食べてはいけない』『食品の裏側』といった方をまとめたコーナーがあった。
覗き込んでみると、タイトルに「経皮毒」が使われてる本が多数。
そのコーナーの1/3から半分くらいがそうだった。
「経皮毒」なんて聞いたことのない単語だけど、そこは表意文字、だいたいの意味は分かる。

経皮毒 - Wikipediaを見ると、冒頭には

経皮毒(けいひどく)とは皮膚から有害性のある化学物質が吸収されることとして、参考文献の著者がその著書で述べている造語。おもに健康法に類する著作に多く見られる俗称であり、学術的には用いられない。

とあった。
「石油由来の合成界面活性剤であるシャンプーやら合成洗剤やらで、皮膚から毒が!」といったものかな。

で、参考文献のところに、

竹内久米司 『経皮毒―皮膚から、あなたの体は冒されている!』 日東書院、2005年。 — この本により経皮毒が有名になった。しかし、内容を鵜呑みにするのは危険であると考えられている。例えば Amazon.com のカスタマーレビュー には多くの否定的なコメントが寄せられている。

とあった。
鵜呑みは危険とかAmazonのレビュで否定的とかはどうでもよくて、2005年に「経皮毒」なる言葉が有名になったらしい。
へー。
おんなしことはむかーしから言われてると思うのだけど、これだけ本が出てるってことは「経皮毒」って名前がキャッチーだったんかな。
デトックスみたいなものかしら。

「デトックス」ってすごい。
一度聞いたら忘れない。
忘れないけど、こちらはカタカナなので意味が分かんない。
さっきの経皮毒 - Wikipediaからデトックス - Wikipediaにリンクがあったのでついでに見てみた。

デトックス (Detox) とは、体内に溜まった毒素を排出させるという健康法。この呼び名は、detoxification 、つまり「(体内から毒素や老廃物を)取り除く」、「解毒」の短縮形。

へー、そういうものだったんだ。
「このデトックスっていうのは、今まさにブームなの? それとももう過ぎ去ったの?」と知人に訊いてみると、「ブームでも過ぎ去ってもなく、定着した」とのこと。
おー、すごい。
というか、岩盤浴 - Wikipediaってこの流れの中のものだったのかー。

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