こらない

2005-05-11(水)

永田農法とユニクロ

永田農法がユニクロと組んでどうこう、という話は全然知らなかったのだけど、極東ブログ:ユニクロ野菜の失敗にその顛末が書かれていました。

前半、どうしてこの事業が失敗したかについて書かれているのだけど、後半、永田農法そのものの話へ。

永田農法には、世間、あるいは農業の常識と真っ向から対立するようなものが多い。
有機農法の否定然り、水や肥料を与えないやり方然り。

さらに、リンク先のページによると「永田氏は『野菜はセラミック包丁で切ったほうがいい』という」、とのこと。

野菜のエグ味や青々しい色はおいしさの尺度のような気がするけど、永田さんはそれも間違いだという。
そしてお茶の色の話。
緑のお茶は不自然だ、と。
あのお茶の緑色こそ硝酸態窒素の色だと。
緑の茶畑は悪夢なのだと。

おいしい野菜だとかあるいは健康という話題は数々のダイエット法などに感じるうさん臭さに近付くし、農業やら菜園やらというとエコに近付くし、「常識を捨てて」などと熱く語っていると自己啓発やら宗教にも近付く。
そこが最近アタシが更新を重ねながら少し危惧するところでもあるのだけど、リンク先ページには、

くどいが、永田の真価はその野菜なのだ。あの奇跡の野菜を食ったら、「電波」だみたいな阿呆な評は口を出ない。

と書かれている。
ごたごたぬかす前に、まずこの野菜を食ってみろ、と。
以前も書いたけど、アタシはまだ永田農法で育てた野菜を食べたことがない。
早く食いてえなあ。

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