『長谷川久(ぴんちゃん)を偲ぶ会』
『長谷川久を偲ぶ会』チラシ
データ
- 第一部・ねんねこりんりん、とまとぴん上映
- 第二部・追悼ノ宴、長谷川久音楽会
- 名古屋:七ツ寺共同S・D1997年4月20日
テキスト
ごあいさつ
本日は、「長谷川久<ぴんちゃん>を偲ぶ会」にお越し下さいまして、ありがとうございます。
この平成9年(1997)の1月3日、私たちのかけがえのない友人であり、優れた音楽家・映画作家であった、ぴんちゃんこと長谷川久が、自らの手でその人生に終止符を打ちました。住み慣れた土地を遠く離れ、わざわざ新品の服に着替え、身元を知らせるものを一切身につけずに、永遠の旅に出たのです。そのため、彼の死は3月の中頃まで明らかになりませんでした。そこには、自分をこの世から消し去ろうとする、強い意志が感じられました。
しかし、長谷川久が遺した手紙やライブの計画書を読み、また、彼が死の直前まで親しく交際していた人の話を聞くにつけ、やはり彼が生きることに希望を見いだそうとし、その希望を人と分かち合いたいと願っていたことを、今更ながら痛感させられます。
長谷川久はすでに故人となりましたが、私たちとしては彼の生前の希望に少しでも応えたいと考え、本日ここにこの会を催すことに致しました。皆様がぴんちゃんを偲ぶよすがとなれば幸いです。
なお、映画・音楽など、ぴんちゃんの遺した作品に、これからも多くの人に触れて頂きたく、CDの製作や追悼文集の出版も企画しています。この冊子の案内を御参照の上、暖かい御支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
当日のチラシより
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更新履歴
- 2000-05-02: 初アップ。
- 2001-10-05: officek.jpへ移転。整理。