名古屋の友人があおぞらに来てくれたよ。
渋谷や吉祥寺ならともかく・・・東京のはずれの、町田の、しかも、更に駅から遠いあおぞらに。
友達ってイイね。
私達、あと何回会えるだろう。
もう昔のように毎日遊んだり、夜な夜な話し込んだり、気が付けば側に居る存在同士ではなくなって…
しばしふと、思い出し思い出される存在となってしまった。
なのに。
時を経て、互いに白髪混じりとなった今も、こうして昔のように冗談言ったり、懐かしい話で笑ったり。。。
私は、ラーメン屋さんになって良かったよ。
いつでも、お花で出迎え、美味しいスープと麺を差し出すことができるよ。
私はいつも笑って、懐かしい人をやさしく包み込む。
おかえりなさい。
いってらっしゃい。
いつかまた。必ず。
☆
「この店イイね~」男性客様に褒められた。
「店舗デザインやったら?」
何をおっしゃいますやら f^_^;)
やろうかな~~~承ります!(笑)
☆
若いご夫婦が静かにご来店。
テーブル席で互いに目を合わせず、黙ったまま男性が食券を差し出す。
奥様は怒った表情を隠さず、
ご主人様の目は言葉を探すように宙を泳ぐ…
ご主人様はラーメン。奥様は特製ラーメン。
粛々と、黙々とお食事されてて。。。
ヒョイと奥様が自分の丼から玉子を取り出し、ご主人の丼にそっと乗せる。
男性は、女性の優しさに救われて生きていける。んだなぁ~。。。
いつか二人でまたいらして下さい。
若い奥様の笑顔が見たいです。
きっと彼女は、可愛らしい笑顔の持ち主だ。
そして彼は、その笑顔が大好きで大好きでたまらない。に違いない。
rit's
小話
- parmalink: 小話
- update: 2012-08-25
あおぞら→
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