こんちは!
今日は愉快な仲間たちの一人であるnat'sが更新します!
私はこの4月から高校3年生になるのですが、春休みの9割はお店の内装で埋まってしまいました。
春休みなのに休みがありませんでした。ただの春です。
そんな大変な内装でしたが、今となってはいい体験だったと思います。
なので、今日はその内装の過程を写真を添えてお話しようと思います。
まずは元々貼ってあった黒い壁紙をはがす作業です。
私です
壁紙をはがすのは楽なところもあれば、なかなかはがれないところもあり
そのような場所には霧吹きで水をかけ、鉄のヘラでガリガリと擦り取ります。
この作業は3人がかりで2日ほどかかり、はがすだけでもヘトヘトだったため、先が思いやられました。
すべてはがし終えた私たちは今度は壁に下地剤をローラーで余す所なく塗り、その上に漆喰を塗り固めていきます。
塗り途中
漆喰とは、石壁のように見せる粘土状壁材で、一晩でかなり固まります。
とても綺麗な白になるため、昼間はとても明るくしてくれます。
ですが、これを塗る前の過程を少しでも怠ると石膏ボードの黄色が浮き出てきて、それはそれは汚いまだら模様になってしまいます。
材料もすぐに無くなってしまうため、何度もホームセンターへ買い出しに行く羽目に・・・orz
天井を塗ると漆喰が顔にかかり、ヒリヒリする始末。
壁紙をはがすよりも数倍は大変でした。
それでもトイレにはかなり力を入れました。私が。
トイレは店の裏の顔とも言われているため、汚いとそれだけ店のイメージも悪くなるというもの。
特に鏡は可愛く仕上げました!
壁と天井の漆喰もワンウィークでなんとか終了し、お次は床にテラコッタタイルを置いていきます。
正方形のタイルを床に並べ、時にはタイルを割って破片を並べたり、所々にメキシコタイルという絵柄のついた小さなタイルを並べたりととても楽な作業でした。
まるでパズルをやっているような感覚で、タイルを割るのも楽しかったです。
ここまでは
並べ終えたら、買っておいた超強力セメントボンドでタイルを床に接着させるのです が!
このボンドがまたくせもので、とても固いため塗るのに一苦労、否、四苦労はしました。ご苦労様です。
1枚のタイルを接着させるのに3分はかかり、さらに私の担当したエリアは破片が多かったためその分塗る量も多く非常に大変でした。
なんとか最後の1枚まで貼り終えた頃はみなナチュラルハイを起こし「ククク...」と笑っていました。
ラスト1ピースは3人で接着しました。今となってはいい思い出です。二度とやりたくありません。
この日は結局深夜1時までやっていました。
思えばこの日からだんだんと仕事がモンスター級になってきました。
床にタイルを接着し終え、乾いたら隙間を目地剤で埋めていきます。目地、目地目地目地目地ィイイイイイ!!!!!
隙間は細い上に範囲がかなり広いため埋めるのが大変で、店長と2日がかりで床に這いつくばっていました。
そのため店長は体中がキテおり、毎晩湿布を無数に貼っていました。
私は盛りのためまったく痛みはなく、あっても太陽の光を浴びればすぐに元気になりました。植物か。
この作業も終わるとそろそろ店の雰囲気が見えてきます。
床
写真は目地を埋める前に撮ったものです。
思い出しただけでも辛かった夜がよみがえります。月がよけい綺麗に見えたのを覚えています。
次はカウンター及びテーブルにモザイクタイルを敷き詰める作業です。
チャイナガラス
ボンドでテーブル一面に張り付け、ちゃんとくっついたら裏紙を丁寧にはがしていきます。
この時タイルも一緒にはがしてしまうとまたボンドで貼らなければいけないので大変でした。店長が。
ガラスタイルを貼り終えたら、次は再び目地を埋める作業です。
今回は範囲があまり広くないため床のそれよりは楽に終わりました。
そしてついにすべての過程が終了し、改めて見渡すととてもラーメン屋とはかけ離れた店内となっており
まるでカフェのような、ショートケーキが出てきてもおかしくないような内装でした。ラーメン屋です。
トイレや全体的な内装は敢えて載せずにお楽しみということで!
最後に一部の客席を添えて終わりにしたいと思います!
ドヤ
nat's
改装日記
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- update: 2012-04-08
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