あ |
1 |
青空 |
『いなくていい人 / たま』 |
そらがまるいよ たいようはかげたちさえもかわかすよ そういうごご |
2 |
あくびの途中で |
『犬の約束 / たま』 |
からだはあせをかかないのに たいるのうえにはねあがる |
3 |
アゲハ |
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4 |
あの日 |
『100の月 / 滝本晃司』 |
そこここにあふれるじかんのつぶをけとばしたり いろのないとうめいのはなをつんでみせたり |
5 |
雨のイキモノ |
『カタチ / 滝本晃司』 |
はなしつかれてだまったぼくらをあめのおとがつつみこむ |
6 |
あんなふうな月 |
『空の下 / 滝本晃司』 |
きみがおもいだすそらを こんやぼくはみあげている |
7 |
犬が散歩する日 |
『100の月 / 滝本晃司』 |
つきがみえない ほしがきれいだ |
8 |
海にうつる月 |
『ひるね / たま』 |
じゅーすをのんで ほどけてしまうけしき |
9 |
丘の上 |
『きゃべつ / たま』 |
じゅうじすぎのぼくをたてむきのしゃしんにとって |
10 |
オシエテ |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
むこうでだれかがてをふっている なんていいうごきかたをするんだ |
11 |
おひる |
『カタチ / 滝本晃司』 |
はっぱのうらにかくれたちょうと いっしょにたかいそらみあげた |
12 |
オヤスミ |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
なんのゆめもみないで でもゆめのようにめがさめた |
13 |
終わりのない顔 |
『たま / たま』 |
そこに あるものはただ なんにも ないことを はれた ひのいきぐるしさ |
14 |
温度計 |
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か |
15 |
柿の木 |
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えんがわにこしかければ きょうもいいてんき ぶらりとしたきぶん |
16 |
影の中 |
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きみのねいきとおいあおぞら ゆめのつづきにつづくゆめ |
17 |
かけら(カケラ) |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
ひかりのまどまぶしいにおい いきをすいこむきみのむなもとのりずむ |
18 |
カタチ |
『カタチ / 滝本晃司』 |
わきたつ あつまる ささやく はいりこむすぴーど うかんだかたち |
19 |
花ビン |
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あついいきがずれてみせるからだはまぶたがとけてるこっちをみている |
20 |
グッドバイ |
『100の月 / 滝本晃司』 |
まどのかたちに にぶくひかる ろうかのゆかについた もようのかずのむこう |
21 |
ココ |
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あなたが あなたに うたう うたは きおくでできた |
22 |
こわれた |
『きゃべつ / たま』『たゆたひ / たま』 |
いちばんさいしょにおとうさんがこわれた |
さ |
23 |
サーカスの日 |
『いなくていい人 / たま』 |
いまここにあるこんなふうな くうきをこなにしてみずにとかして |
24 |
さよならおひさま |
『東京フルーツ / たま』 |
おそく おきた あさは どこかに しずんだ まんまで うまく できない |
25 |
賛美歌106番(グローリア) |
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あらののはてにゆうひがおちて |
26 |
自転車にのって |
『カタチ / 滝本晃司』 |
ぼうれいにいぬがほえてる いくつもほどけたよぞら |
27 |
JUICE |
『カタチ / 滝本晃司』 |
じゅーすはのみものさ きみはからださ |
28 |
水槽の中の魚 |
『100の月 / 滝本晃司』 |
すいそうのなかのさかな |
29 |
水筒 |
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さめた おゆをいれた ぎんいろのすいとうを |
30 |
空色 |
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せかいじゅうのろじうらの たちばなしでできてる このよでいまきみとであう |
31 |
空の下 |
『空の下 / 滝本晃司』 |
おひさまならばほら めのまえのこうしんのなか |
た |
32 |
太陽がみているだけ |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
とどいて いてもへんじはない あきらめてみてもおわらない |
33 |
太陽の街 |
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じゅうじをすぎるともうあさではなく |
34 |
楽し楽しい時間 |
『カタチ / 滝本晃司』 |
はいったきてきて いいものはいってきて |
35 |
つづくことつづくとこ |
2012年新曲 |
てんとてんとてんが すきまなくならんで できてるらしいこのせかいで |
36 |
テーブル |
『空の下 / 滝本晃司』 |
すくむよ ただよう たくみな かたむく いやしくうえるよる |
37 |
とかげ |
『東京フルーツ / たま』 |
あきれる ほどふるあめ まちじゅう ふくれあがる |
な |
38 |
なぞのなぞりの旅 |
『たま / たま』 |
にわのまんなかでは まるく ちいさくなったいぬの |
39 |
「夏です」と1回言った |
『空の下 / 滝本晃司』『東京フルーツ / 滝本晃司』 |
こっぷについた たくさんのすいてき くすりのかず へやのあつさのとどかない ゆかのつめたさ |
40 |
夏の前日 |
『犬の約束 / たま』 |
ひかるそらたどるひとみそこからうみにふるゆき |
41 |
逃げ水 |
『カタチ / 滝本晃司』 |
きみがはなにあげてるみずにかぞえきれないほどの たいようがいっぱい |
42 |
日曜日に雨 |
『ろけっと / たま』 |
きえたてれびのくろいがめんがかがみのようにうつしてるにちようび |
43 |
日本でよかった |
『さんだる / たま』 |
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44 |
眠ると消えると溶けると |
『100の月 / 滝本晃司』 |
ぼくらつれているのはきみとぼくだけ どこへいくのなまえのついてないとこ |
45 |
眠れない僕の夜の真ん中で |
『ろけっと / たま』 |
めをとじたかおをかたにのせ ほんのいっしゅんでなくなる |
46 |
納涼大会 |
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ぶきみなじどうはんばいきで きそくにつつまれたじゅーすをかい |
は |
47 |
箱の中の人 |
『いなくていい人 / たま』 |
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48 |
バス停 |
『100の月 / 滝本晃司』 |
あさのなかをあるいてる くつおと つないだてとて |
49 |
ハダシの足音 |
『東京フルーツ / たま』 |
ねむるきみの あしおとがきこえる |
50 |
パルテノン銀座通り |
『パルテノン銀座通り / たま』 |
とてもきみらしいじかんに きみがぼくのめのまえにいるので |
51 |
日傘をさしたカブト虫 |
『100の月 / 滝本晃司』 |
こんどはぼく こんちゅうになる すきのないくらしをおくる |
52 |
ひざし |
『100の月 / 滝本晃司』 |
つよいひざしだから かげはいきもののようだから |
53 |
100の月 |
『100の月 / 滝本晃司』 |
やっとしずまりかえったこのひろばを だれがあてにしていたんだろうね |
54 |
100mmの雨 |
『パルテノン銀座通り / たま』 |
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55 |
ピンク色のめざめ |
『空の下 / 滝本晃司』 |
かのじょはきれいなへやでしごとをする あまいかおりとあかいるーじゅといっしょに |
56 |
ふくろう |
『しょぼたま2 / たま』 |
〈インスト〉 |
57 |
ふたつの天気 |
『空の下 / 滝本晃司』 |
ぼんやりとえんがわでながめてたら せんたくものはもうすぐ かわくために |
58 |
ぼくの猫さん |
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さんぽしましょうぼくのねこさん さざえのにおいのするひぐれだよ ばすののりばにたってても きょうのばすはあすまでこない |
59 |
ポケット |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
みつめているじかんだけのせかい ありがままがありのままそこにある |
60 |
ポコポコ |
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ぽこぽこあるく くすくすはなす |
61 |
星を食べる |
『きゃべつ / たま』 |
ぽけっとのなかでよくみがいたいしをにぎる ながれぼしのようにいきをととのえている |
ま |
62 |
また雨のうた |
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ぬれたかさをたたみ ばすにのりこんで |
63 |
窓辺に生まれる |
『カタチ / 滝本晃司』 |
めをとじていても まぶしいこのまどべには |
64 |
窓辺のスケッチ |
『空の下 / 滝本晃司』 |
じゆうはせめて ふあんがほしい にじはそら きれいね |
65 |
まばたき |
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きみがまばたきする ぼくはとほうにくれるひとつの |
66 |
幻 |
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めのなかに にじがうまれ つきがなないろにうかぶ |
67 |
むし |
『ひるね / たま』 |
きみのこわしたいおもちゃがきみのあどけないじゆうがやまとなり |
や |
68 |
やっぱ |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
どこをみているのかもわからないきみと もうずいぶんこうしているね |
69 |
夕暮れの風に吹かれて |
『裸の水 / 高橋理奈』 |
ゆうぐれのかぜにふかれて ゆうひのにおいすうと あなたにとてもだいじなこと |
ら |
70 |
Rice Terrace |
『カタチ / 滝本晃司』 |
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71 |
Rice Field |
『カタチ / 滝本晃司』 |
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72 |
落下 |
『水槽の中に象 / 滝本晃司』 |
みぎてのさきに あたるひざし かれだすそのこえ |
73 |
レインコート |
『たま / たま』 |
つよいひざしも つよいかげも つよく ふくかぜも |
わ |
74 |
ワルツおぼえて |
『さんだる / たま』 |
あおいつきの ぬれたかげから いつかわたしは わるつ おぼえて |
75 |
ワンピース |
『空の下 / 滝本晃司』 |
びたみんがとけて すこしにごった |
新曲 |