2007-10-08 (月)
日々2007-10-08
もうすぐ中欧旅行、と何度か書きながら、まだ出発してないー。
DVD『極道恐怖大劇場 牛頭(ごづ)』を見た。
脚本: 佐藤佐吉氏。
以前から、とある筋の人に「面白かったよ」と聞いていて、気になってた。
で、やっとネットレンタルで見つけて借りてみたわけだけど、あー驚いた。
えらくB級っぽいノリで進むのに、思わぬA級の俳優陣が出てきて。
詳細は下記。
→極道恐怖大劇場 牛頭(GOZU) − 映画作品紹介
あと、プラハ行き直前ということで、『プラハ!』も見た。
DVD NAVIGATORによれば、「“プラハの春”を謳歌する60年代後半のプラハを舞台に、若者たちの青春群像をポップに描いたミュージカルコメディ」。
プラハの春って、民主化とかそういうのだっけ、くらいにまですっかり忘れてしまっていたのだけど、見終わったあとWikipediaで復習。
→チェコの歴史 - Wikipedia
→プラハの春 - Wikipedia
ナチスドイツによる占領が解けた第二次世界大戦後、ソ連のもと、チェコは共産化。
それから40年以上経った1968年、「人間の顔をした社会主義」ということで、検閲が事実上廃止されたり、西側との経済関係の強化を計ったり、という方向へ。
これがプラハの春なのだけど、そうなりかけて半年ののちにはソ連軍率いる軍が侵攻してきて、チェコスロヴァキア全土を占領下に。
共産党体制が崩壊する(ビロード革命)のはその約20年後の1989年。
アタシが高校生の頃かー。
チェコとスロヴァキアが連邦を解消したのが、1993年。
チェコがEUに加盟したのが、2004年。
やー、最近の話だなあ。
あと、『ひなぎく』も見た。
「チェコ=おしゃれ」みたいな図式って、ここからも来てるんかあ、と認識。
ポップでキュートでオシャレ! と。
いつ撮られた作品なんだろうと思ったら、1966年。
わおー。
プラハの春の直前かー。
チェコの女の子映画 『ひなぎく』 ブーム再燃!?|ウーマンエキサイト カルチャー トピックスというページによれば、
監督は、チェコ人のヴェラ・ヒティロヴァ。社会主義体制下のチェコで、このような自由闊達で鋭い主張を持つ映画が許されるはずもなく、ヒティロヴァはこの映画を公開後、7年間の活動休止を強いられたと言う。
とのこと。
ところで、レストラン検索のぐるなびって、外国のレストラン情報も扱ってるのね。
→ぐるなび海外版 - レストラン・飲食店検索
今、サフさんが、そのサイトを駆使して、おいしいお店情報を調査中。
なのだけど、さっきからなぜか「プラハのおいしい中華の店」とか「プラハのおいしいイタリアンの店」の情報ばかりを教えてくれる。
「なんで?」と訊いたら、「外国で中華とか和食とかを食べるのが好き」なのだそうだ。
分からん!
今回利用する航空会社はアエロフロート(ロシア航空)なので、帰ってこれるかどうかは五分五分なのだけど(そんなことはない)、アエロフロートもライター禁止かなあ。
ここ数年、現地に到着してまずすることは、ライターの確保。
乗り継ぎの場合、乗り継ぎ地の喫煙所での異国人同士による火の貸し借りは、なかなか微笑ましいです(空港職員が“火”を持ってたりするので借りたりする)。
とりあえず、家のどこかにマッチがあったはずなので、探さないと(天野天街氏のイラストのマッチが数個と、そぼくろのマッチがあったはず)。
そいえば、聞いたところによると、プラハはまだ東京ほど喫煙にうるさくなさそう。
ほっ。
さて、あれこれ出発の準備をしないと。
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