2007-08-25 (土)
少年王者舘『シフォン』東京公演初日
少年王者舘『シフォン』東京公演初日観劇。
以下、ネタバレなしで。
今回、主宰の天野さんが「出演」ということで気になっていたのが、他の役者同様になんらかの役で出てくるのか、それともなにかしら「主宰・演出の天野天街」を含めての役として出てくるのか。
実際には、(略)。
いろいろ検索してみた。
結構たくさんあったので、以下、初めて見た人の感想(のうち、ネタバレじゃない部分)のみ、抜いてみました。
土曜日、「少年王者舘」初めて見ました。
感激しました。
ビジュアルイメージの連続、すべてが目離せなくて。わくわくして、ドキドキして。興奮しました。
不条理で、勢いあって、かわいくって、シーン全部、なめ回して見尽くしたい。
それより、「少年王者舘」ですよ。
話はわっかんないんですけど!
でもセリフも不思議でかわいいし、人が話す言葉に聞き入ってしまう。
「人が言葉を発する」『姿』の威力、すごいチカラを持ってると思うんです。
はじめて観る少年王者舘。
維新派とはまるで兄弟のような姉妹のような
仲の良い劇団だけど、(ホームグラウンドは名古屋)
お芝居のスタイルは王者舘のほうが、お芝居然としている。
王者舘の舞台装置、仕掛けがさりげなく多くて、
派手じゃないけど、よく見ているとぐっとくるものがある。
んなこんなで、すっかり少年王者舘ファンになって、
ポストカードも衝動買いしてきた。
あらすじ
・・・・・・・・・、すいません。書けません。(T_T)あらすじと言うか、話の流れと言うか、うぅっ、(T_T)
何も書けない。
なんと言うか、循環していると言うか、堂々巡りをしていると言うか、
リピートされるとか、
回りまわって結局は同じなのとか、
一体全体、どんなメッセージが込められているのか、
その片鱗さえ感じ取れていない。(-_-)ただ、歌があって、踊りがあって、笑いがあって、
映像の演出も良かった。なのに、頭の中の??????だらけ。
少年王者館という劇団はいつもこうなのか、
それとも、今回はたまたまこうなのか、それすら分からない。
初・少年王者舘゚。★*:(´q∀p`○)
物語が後へ先へと行ったり来たり。
際限なく繰り返される言葉と音と光と映像。
それをちゃんと役者のカラダを使ってやるから芝居って面白いのね。
そういう意味で“理解しきれない部分”を丁度よい加減で残してたのかしら、でもちょっと多めだったのかしらと感じた。
理屈でなく感じるやや毒味のあるノスタルヂィ。
衣装がよいなあと思って観てました。
とりあえず、以上(もっとあると思うけど)。
引用にあるように、「話分っかんない」って感想は毎回多くて、でもそのあとに「でもすごかった」とか「面白かった」が続く。
こう書いてあると、なんだかすごく抽象的で前衛的な舞台のように思えるけど、実際は全然違う。
じゃあ、なにか難解な主題を難解なやり方で表現しているのかというと、それも違うと思う。
以前の王者舘の芝居では、いろいろなモノに、様々な形で重層的に意味を持たせて、そこからそこはかとないナニカを醸し出したりしていた。
あるいは意味に意味を重ねた挙げ句、言葉は音だけになり、意味が蒸発してしまったり。
けど、昨年の公演『イキル』では、今まで重ねていたものをすべて崩して、それらをべったりフラットに敷き詰めてしまった。
以来、とにかく、ナニカによって、ナニカシラの意味が生まれることを、かたくなに避けている印象が、アタシの中では強いです。
続きは、公演終了後に。
アタシは、東京公演中、お手伝いで入ってるのですが、やはりどうやら明日日曜日の夜公演と、あと木曜日の夜公演が、予約少なめなようです。
公演詳細は、公式サイトにて。
→少年王者舘公式: シフォン
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