こらない

2007-06-18 (月)

日々2007-06-17

日曜日。
このところ臨時出勤が重なっていたので、久しぶりの休日。
といってもまあ、好きで、というかワケあっての臨時出勤なので、今のところ苦ではないのだけど。

そろそろ行っておかないとマズいということで、まずは原マスミさんの展覧会@目黒区美術館へ。
展覧会に絡んでいくつかの素敵なライブやイベントがあったはずなのだけど、気がついたら終わってた。

まず、その量が圧巻。
どれもどこかで見たことはあるので、つまりその存在は把握していたわけだけど、こうして並べるとすごい量。
パルコが出していたフリーペーパー『GOMES』に連載していた脳日記も。
そうだ、アタシは原さんを知ったのは、この脳日記だったのだった。

年代順に並べられた作品のうちの後半にあったシュールな情景が描かれた大きめの作品が良かったなあ。

この大回顧展に絡んでか、原さんのCDが3枚とも再発されたのだけど、3枚ともに2曲ずつ新録が追加されているらしい。
えー。
当然うちには先に出たものが3枚ともあるのだけど、さてどうしたものか。
そういう時こそ、iTunes Store! と思ったのだけど、やはり取り扱われてなかった。

目黒区美術館をあとにして、そのまま藤森照信の展覧会@初台オペラシティアートギャラリへ。
ヴェネチアビエンナーレに持っていったやつの、凱旋展覧会。

チケットを買おうと思ったら、先日観に行ったホリロー展の堀口さんご本人と遭遇。
その節はどうもー。

そして知らない間に、藤森建築の数はどんどん増えていた。
最近は、茶室が多いんかな。
空中にあったり、壁と壁の交わる角の内側にあったり。
茶室といっても、「伝統」から持ってきているのは、サイズとにじり口と炉、くらいなのかな。

面白かったのは、建材の加工方法とその道具、そしてその実物。
いちばん便利な道具を使うと、どうしても均質のツルピカな仕上がりになっちゃう。
それを避けるために、木をはつったり割ったり。

会場内では、ムービーが3本用意されていて、それぞれゆっくりと鑑賞。
1本は、ROJOと題された、路上観察学会30年の歴史の中から名品をスライド形式+雑談で紹介していました。
おなじみ純粋階段(四谷階段)や、植物ワイパーなど。

純粋階段や植物ワイパーはまだ言葉で説明ができるけど、そうじゃない「言葉で説明できない物件」というのもたくさんある。
そのあたり、海外でどこまで伝わったんだろう。

この2つの展覧会の前に、午前は午前で、近所のあじさい祭へ。
ちょうど猿まわしの芸が始まったところで、最後まで見たり。

そんなわけで、あちこち歩いてぐったり。

ぐったりながらも初台から新宿まで歩き、その道すがら「例の行列ができてるドーナツ屋は、クリーミークリスピードーナツだったか、クリスピークリーミードーナツだったか」という問題が浮上し、「そもそもクリーミーなんて単語が入ってたっけ?」などと言いながら、確かめるためにその店へ。
待ち時間20分くらいなら、並んでみようかとも思ったのだけど、1時間半待ちでした。
もうこれ、みんなが並んでるから並ぶ、って世界ですな。
食べた人みんなが「並んでまで買うものでもないよねえ」と言ってるけど、でもその台詞は一度食べたから発することができるわけで、いやはや。

新MacBookの、トラックパッド。
2本指で操作すると、スクロールになる、というのがとても使いやすい。
あとキーボードも打ちやすい。
打ちやすいのだけど、実はこれの前に使っていたキーボードとちょっと中心がズレていて、その関係でホームポジションがズレる。
一応それなりの速さでキーボードを見ずに打鍵したりするので、「タカタカタカッ」と打つと、わけの分からない文字が画面に現れて驚きます。

ああそうだ、写真を載せれないんだったなあ。
早く画像縮小ツールを直さないと。

2007-06-18 (月) UP

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