2007-02-13 (火)
コーヒー豆焙煎器
昨年読んだ本の中で1冊を挙げるとしたら、『愉しい非電化 / 藤村靖之』。
1,680円
本の内容についてはいずれ書くとして。
その本で紹介されている“非電化製品”の中で、すでに商品化されているものがいくつかあり、Atelier Non-Electric 非電化工房というページから注文が可能。
具体的には、非電化製品カタログのページから、除湿器、珈琲焙煎器などが注文できる。
その中から、今回、珈琲焙煎器を購入。
コーヒー豆の焙煎というのは、ちょいと難しくて、ちょいと時間がかかるものらしい。
これを手軽に短時間で誰でもできるように工夫したのが、この珈琲焙煎器。
そのあたりは、非電化珈琲焙煎器発明裏話のページにまとめられてる。
で、なぜ珈琲焙煎器なのか。
それも同じページに書かれています。
煎った後のコーヒーは、たちまち酸化してしまいます。
それはなんとなく想像がつきます。
酸化したものは身体に良くないし不味い——ですから、煎った後のコーヒー豆は、200グラム単位のアルミ蒸着パックに密封されて販売されるのが普通となりました。
ふむふむ。
でも…
“生豆”のままですと、2年でも3年でも、アルカリ性を保ったままで、採れ立ての状態を維持できます。密封や冷蔵といった、特別な保存方法は不要です。
へぇー、そうなのかー。
そんなに保存がきくのだったら、普段あまりコーヒーを飲まない我が家でも、ムダなくおいしいコーヒーを飲みたい時に飲めそう。
…というわけで、さっそく注文(実は注文したのはサフさん)。
煎り上手、有機コーヒー生豆注文書のページから、いちばん上の生豆4種類とセットになった「珈琲道楽のセット」というやつ。
ちなみに、このページからの注文は、環境によってうまく動作しないので、その場合は同内容をメールに記して送るべし。
待つこと数日、すぐに到着。
さっそく焙煎してみた。
付属のスプーンで生豆を入れる。
ガスコンロの上で煎る。
容器の底についた曲面のおかげで、豆がうまい具合にころころとひっくり返ってるのが見える。
そのうち、香ばしい煙が出て来て、焦げた豆の皮が舞い始める。
ローストの仕方はいろいろ。
今回は「中煎り」と「深煎り」の中間くらいにしてみた。
いや、充分に深煎りになったんかな。
どうかな。
せっかくなので手動のミルが欲しいところだけど、今回は電動でブイーンと。
お湯をそそぐ。
ちょろちょろっとお湯を注いだら、驚くぐらい豆(の粉)がふくらんだ。
しまった、この後の写真がないや。
今回試したのは、「ブラジル・ジャカランダ」という豆。
思ったより酸味があって、ちょっと苦手。
でも、香りはすごく豊か。
他にも3種類の生豆があるので、順に試せる。
楽しみ。
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