こらない

2006-12-04 (月)

ウォシュレット購入への道

バリバリと散財しまくっている気がするのだけど、仕方ないです。
いいのです、ちゃんと長く使うから。

で、ウォシュレット(一般名詞としては温水便座)。
たぶん2年くらい前からずっと物色し続けているのだけど、未だ購入に至らず(以前使っていたのだけど、壊けてからずっとない状態)。
今が買うタイミング! ということにして、改めて各社のラインナップを眺めてみた。

まず、TOTOとINAXくらいかと思ったのが間違いで、SANYO、National、TOSHIBAなどなどと家電各社がそれぞれ出してる。
価格も2万円弱から10万円オーバーまでさまざま。
この中から選ぶのは、たいへんだ。

最近家電選びでやっかいなのは、エコ機能があるから。
特にこだわらない製品に関しては「安いやつでいいや」と思うのだけど、「安いのは電気を食う、高いのはエコ機能(消費電力カット)あり」というラインナップになっていて、単に経済的な面だけで考えても、どれがお得なのか判別しにくい。

あと、デジタル機器も家電もそうなのだけど、たぶん10年前と価格帯が変わってない。
デジカメあたりが分かりやすいけど、最初「35万画素で5万円」が売れ筋だったとして、今は「1,000万画素5万円」が売れ筋だとした場合、「いや、うちは35万画素でいいから3,000円くらいで買いたい」といっても、そんなのはない。
結局、使わない機能満載の5万円のやつを買うしかない。

温水便座もやっぱりまったくその通り。

従来品は「貯湯式」ってやつで、保温タンクの中にお湯を貯めておく方式。
もちろん、それなりの電気消費量。
で、上位機種になると、瞬間湯沸かし式となり、その場で使う分だけを加熱できる。
方式が違うと、年間消費電力量が何倍も違ってくる。

ならば初期費用はガマンするから、その上位機種にしようと思うと、今度は要らない機能がたくさんついてくる。

人体センサーで勝手にフタが開こうとするし、トイレ室内全体を暖房しようとするし、光なんとかだかイオンなんとかだかで脱臭しようとするとするし、おまけに男性立ちション用に「ターゲットポイント」だかを光で表示してくれたりする。
あと、イルミネーション機能とか、ゆらぎだかゆとりだか癒しだかと、どうでもいい機能がたくさん。
水量をリズミカルにコントロールして、肛門マッサージもしてくれる。

そもそも、乾燥も脱臭も要らないのに。
「トラベル用携帯ウォシュレット」みたいな商品があるのだけど、これでいいのかも、とか。

さて、各メーカーのページへ行くと、最新機種の仕様を見ることができる(でも他の家電に比べて情報量が薄い)。
けど、実際には型落ちモデルが結構たくさん流通してる。
おかげで価格帯が浸食しあってて、選びにくいったらありゃしない。
おまけに、まったく同じモデルが3万円だったり8万円だったりと、ショップによってマチマチ過ぎ。

とりあえず、SANYOのエントリーモデルがとても安いということが分かった。
当然「貯湯式」。

瞬間湯沸かし式のエントリーモデルってのはあるんかいな? と探してみたら、Nationalの製品(GWシリーズ、もしくはGWNシリーズ)が評判が良さそう。
4万円以下で売られている。
お湯だけじゃなく、便座自体もその場で瞬時に温まるらしい。
へー。
おかげで、消費電力量の低さはピカイチ。

あれやこれやと調べて、家族会議の後、どのモデルを買うか決定。
「そいえば、取り付けってちゃんとできるの?」と訊かれ、「別に問題ないと思うけどー」と言いながらメーカーのページにあった「取り付けのための各面空き寸法」を見ながら、念のために寸法チェック。

…配管とタンクの位置の関係で、思いっきりNGでした…。
さようなら、ウォシュレット!
(あとは便座自体を交換するとか? いやそこまでは…)

2006-12-04 (月) UP

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