2006-06-12 (月)
ロケーションフリー
最近耳にする単語の中で、よく知らないのが「ロケフリ」と「ワンセグ」。
「ワンセグ」の方は未だに何のことだかよく知らないのだけど、「ロケフリ」の方はなんとなく分かった。
ロケフリというのはロケーションフリーの略で、どうも「テレビを見る」ことに関係があるっぽい、ということは知ってた。
で、頭に思い描いたのは、
テレビを見る + ロケーションフリー = 家の中で「どこでもテレビ」
という図式。
そして、最初に見たのが、「アンテナ線からの信号を無線で飛ばす機械」と、「それを受信するディスプレイ」だったので、ただそれだけのものだと思った。
そんなにあちこちの部屋でテレビを見たいか? と思い、自分の中での興味値はほぼゼロに。
けど、それだけじゃなかったみたい。
「どこでもテレビ」という捉え方は間違ってなかったのだけど、その「どこでも」のレベルが違った。
あの「受信するディスプレイ」というのはどちらかというとおまけで、どうやらパソコンで受信できるらしい。
そしてネットワークにもインターネットにつながるらしい。
そしてビデオもつながって、操作も可能であるらしい。
え?
- 必要なのは、ベースステーションと呼ばれる機械(ソニーLF-PK1)。
- これにテレビのアンテナ線をつなぐ。
- すると、ベースステーションは、アンテナ線からの映像をMPEG-4エンコードしてネットワーク(有線もしくは無線LAN)へ流す。
- ネットワークにつながっているパソコンでそれを試聴(専用ソフト必要)。
- そのネットワークがADSLや光等でインターネットでつながっている場合、ネット経由での試聴も可能。
- ということは、職場のパソコンでテレビが見られる、…というわけだけども、もっと大きな範囲でいうと、海外にいたとしても自宅のアンテナ線が受信したチャンネルをリアルタイムで見られる、ということ。
- ベースステーションには、ビデオ入力端子がついてる。
- つまり、ビデオもつながる。
- しかも、ネットワーク上のパソコンからビデオを操作できる(AVマウス経由)。
- つまり、職場から家のビデオを操作できる。そしてそのまま職場で試聴可能(職場じゃなくても海外でもどこでもインターネットでつながっていればOK)。
つまり、好む好まざるはさておき、海外へ1ヶ月の出張やら旅行へ出かけたとして、現地にいながらリアルタイムにNHK朝の連続ドラマを見ることもできるし、現地にいながらにしてビデオの予約録画設定もできるし、その録画した番組を見ることもできる、と。
はー、そんなことになってたんかー。
ちなみにこのソニーのロケーションフリーベースステーション、今現在で2万5,000円ちょいなようです。
で、パソコンの方に入れるソフトLFA-PC2は、2,000円くらい。
今はWindows版しかないけれど、まもなくMacに対応したソフトがでるみたい。
参考
- 清水理史の「イニシャルB」第168回:外出先からPSPやPCで自宅のテレビが見られる画期的な製品 ソニーの新型ロケーションフリー「LF-PK1」
- 清水理史の「イニシャルB」第198回:どこでもテレビを楽しめる環境をMacBookで実現 加賀電子のMac向けロケーションフリープレーヤー「TLF-MAC」
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