2006-05-28 (日)
2006-04-XX: 映画『かもめ食堂』
映画『かもめ食堂』@シネスイッチ銀座にイッテキマシタ(2006-04-XX)。
だってね、ウィンドウの外ににょきっと現れる片桐はいり、もたいまさこというだけで成功というか反則というか、しかもそれを受け止めるのが小林聡美なのだから、それ以上何も要らない、という気持ちになってしまっても仕方ない。
なので、「この3人が出演していながら、失敗に終わる作品って、どんなだろう」っておバカな想像をしながら見てました。
「やー、いい映画見たなー」と思いながら映画館を出てきたのだけど、ちょっと気になったのは、小林聡美営む「かもめ食堂」の内装や食器が洒落てること。
洒落っぷりが、あまりに「いかにも北欧」で、そこが洒落てなかった。
フィンランドの下町でおにぎりを出す食堂。
その内装や小物を、純和風にならないように、あるいは日本人のイメージするただのお洒落な北欧にならないように、ってところがセンスの見せどころだと思うのだけど、そこのところの落としどころにもうひと工夫欲しかったよなあ。
これだと、「かもめ食堂で使われたmarimekkko(マリメッコ)デザインフェア」みたい企画と、あまりにも直結し過ぎちゃって、興ざめとまでは言わないけど、ちょっと。
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