2006-04-19 (水)
2006-04-07: 「銀の旋律 悠久の北インド古典音楽コンサート」
「銀の旋律 悠久の北インド古典音楽コンサート」@セシオン杉並にイッテキマシタ(2006-04-07)。
タブラ奏者のパンディッド・アニンド・チャタルジー氏の来日とともに開催された北インドクラシックのコンサート。
出演は、アミット・ロイ(シタール)、寺原太郎(バンスリ)。
アニンド氏は、ASA-Chang&巡礼のU-zhaan氏の師にあたるらしい。
広いホールは満席で、立ち見も多数。
サリー風なものを羽織った女性や、インドな出で立ちの男性等、あちこちのインドコミュニティな人たちがわらわらと集まってきたという印象。
コミュニティ嫌いなアタシの目には、ちと異様にうつり気味。
まずは寺原太郎さんという方のバンスリの演奏。
バンスリは、インドのフルートと呼ばれる楽器。
タブラは、アニンド・チャタルジー氏。
これがたいそう良かった。
タブラは言うに及ばずなのだけど、バンスリがすごく良かった。
プロフィールを見ると、Pt.ハリプラサド・チョウラシア氏の来日公演を見て衝撃を受け、バンスリ奏者となったらしい。
アタシもそれ、見たかも。
あまりに良かったので、思わずCDを買って帰る。
もしかしたら、なんだかアタシがインド音楽に詳しいように見えるかも知れないけど、そうではまったくない。
知っている、というか、アタシの中の理解(間違ってるかも知れない)では、「北インド古典音楽は即興形式になっていて」「即興とは言っても、ラーガと呼ばれる曲というか決まりというかルールみたいなものがあって」「それが確か3,000くらいあって」「今日はこのラーガで、みたいな感じで演奏」といった感じ。
そのラーガに理解があると、「あ、ここで戻った」とか「これはさっきのあれのバリエーションだ」とか分かるのかも知れないけど、そんなことはさっぱりなので演奏に身を任せたり、無闇に拍を数えてみたり。
12拍だと合わないなー、10拍でもおかしいなー、おおー11拍なのかー、とか。
久しぶりに聴くアミットさんの演奏も素敵でした。
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