こらない

2006-03-22 (水)

電車やバスのカード 電子マネー

もう数年すると、電車やバスに乗車する時のカードの利用がかなり便利になりそう。
便利というより、普通の利用者にとっては「そうなってて当たり前でしょう」な状態になるのだとも言えるかも。
(下記は2006-03-22現在のもの)

現在、関東では、JRではSuica(スイカ)、地下鉄とバスではパスネットというカードが使われている。
Suicaはクレジットカードやキャッシュカードくらいの大きさと厚さ、パスネットカードはテレホンカードくらいの大きさと厚さ。
パスネットカードの場合は、「1,000円のパスネットカード」を買うと1,000円分使えて、それでおしまい(プリペイドカード)。
Suicaの場合は、残金がなくなったり少なくなったら、追加でチャージをして使用し続けることができるJR専用のカード型バーチャル財布(電子マネー)。

Suicaの関西版がICOCA(イコカ)で、2004年8月1日からSuicaサービス地域とICOCAサービス地域での相互利用が可能になっている。
パスネットカードの関西版はスルッとKANSAIカード(実際の名前は鉄道会社等によりいろいろ)。

SuicaとICOCAは基本的に同じもので、「だったらSuicaを関西でも(ICOCAを関東でも)使えるようにしろよ」となるわけで、これは2004年8月1日に実現(もう1年半も経つのか)。

SuicaやICOCAは、どちらもソニーが開発したFeliCaという「非接触型ICカード」の技術方式を使っていて、その名の通り「非接触」なので、カードを財布に入れたままの状態で「ピッ」とさせて改札機を通ることができる。
「地下鉄やバス、各私鉄もこれになればいいのに」ということで、関西ではPiTaPa(ピタパ)というカードが登場(2004年8月1日)。

当然「ICOCAとPiTaPaも相互利用できるようにしてくれよ」となるわけで、これが今年2006年1月21日より可能に(おー、つい最近だ)。

対して関東では、パスネットカードのFeliCa(非接触型ICカード)版として、PASMO(パスモ)というカードができた。
サービス開始は来年2007年3月予定で、サービス開始と同時にSuicaとの相互利用が可能の予定。
東京都交通局>お知らせ>ニュースリリース>パスネット × バス共通カード = PASMO

そして東海。
JR東海版FeliCa(非接触型ICカード)としてTOICA(トイカ)を発表。
今年2006年秋よりサービス開始予定。
関東のSuica、関西のICOCA等との相互利用については、現段階では発表なし。

上記では便宜上、「関東」「関西」「東海」と記したのだけど、実際にはSuica利用区間に仙台エリアや新潟エリアがあったりといろいろ。
「相互利用が可能」というのも、実際には細かいエリアの違いによってダメな場合があったり、「あれはできるけどこれはダメ」といったものもいろいろ。
また、「切符カード」のように書いたのだけど、実際には「電子マネー」として、いろいろな店舗やコンビニ等で使うことが可能になってきている。
さらにクレジットカード等との提携でオートチャージ機能(残金が少なくなると自動でクレジット機能経由でチャージ)があったり、あるいはポイントがマイルが貯まったりといろいろ。

以上は、下記ページを参考にしました。

2006-03-22 (水) UP

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