2006-01-30 (月)
テレビドラマ3本
今クール見てるテレビドラマは、3本。
まずは「神はサイコロを振らない」(日本テレビ系列/水曜22:00〜)。
「すいか」の佐藤東弥さんという人が演出。
「すいか」は、そもそもテレビもあまり見なかったアタシがテレビドラマを見るようになったきっかけとなったもの。
演劇っぽいセットと照明と、わざとらしく盛り上げたりしない演出が好み。
脚本は水橋文美江さんという方で、この人と先の佐藤さんで組んだのが「光とともに…〜自閉症児を抱えて〜」で、これも毎回号泣しながら見てた。
「自閉症児」ってこととは関係なく、ね。
泣きどころなんか特にないように見える「すいか」でも、ドラマの間中、ずーっと泣きながら見てたなあ。
今回の「神はサイコロを振らない」は、10年前に長崎上空でマイクロブラックホールに吸い込まれて消息を絶った飛行機(と乗客)が、10年後である2006年に突如姿を現す、というとんでもない非日常からスタート。
10年ぶりの感動の再会、ではあるのだけど、しかし10年前に死んだはずの人々。
これもやっぱり「泣かせシーン」なんて作られてないのに、勝手にこっちでいろんなこと想像しちゃって涙流しっぱなし。
もう1本が「時効警察」(テレビ朝日系列/金曜23:15〜)。
「時効寸前の事件を解決」、かと思ったら「時効を迎えたばかりの事件を解決(趣味で)」だった。
脚本/演出は、三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、塚本連平といった面々。
岩松さんは、出演も。
どんな人が出てるかが気になるわけだけど、ビシバシステムが出てた。
アタシが知ってるビシバシステムっていうと住田隆+西田康人だったのだけど、いつの間にか住田隆+布施絵里という男女コンビになってて、今回出てるのは西田康人(緋田康人に改名)と布施絵里(ふせえりに改名)という「接点のないビシバシステム」。
ビシバとかが名古屋にも公演に来ていたバブルの頃、当時ワハハ本舗にいた村松利史さん(と田口トモロヲ氏)の「人生の意味」を見に行き、ヤンエグ+ボディコンカップルが次々と口を抑えて退場していく(トイレで吐くため)のをゲラゲラ笑いながら見てたのだけど、その村松さんも登場。
壁にくだらない標語が書いてあったり、ピーポくんをもじったピープくんなる気持ち悪いキャラクターがいたり、台詞も「いいのいいの、ブライアンイーノ」とかなのだけど、特に突っ込みもなく淡々と進むので、安心。
もう1つ見てるのは、NHKの「氷壁」。
第1話を見てしまったので。
逆に「アンフェア」と「白夜行」は第1話を見逃したので、見ておらず。
すっかりドラマを見る人になってしまっています。
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