こらない

2005-12-03 (土)

バブルの要約

さっきテレビ(「ウケウリ」っていう番組だったんかな)で、“バブル”をごく簡単にまとめて説明してた。
そこで言ってたことを、箇条書きっぽい感じで。

オランダのバブル。
チューリップの球根のブーム。
球根の価格がどんどん高騰。
うっかり球根を踏みつぶして自殺してしまう人がいたとか(球根1個で家が建つほどの値段?)。

オランダの球根バブルはどうやって終わったか。
「なんかおかしいんじゃない?」と誰かが気付いて、幻想が消えて終結。
バブルというのは集団催眠状態だから、それが覚めればおしまい。

実体のないものほど高騰しやすい。
土地や絵画(日本人がバブル期に落札したゴッホのひまわり58億円)、ゴルフ会員権。

1980年後半の日本のバブルは。

財政に悩むアメリカ。
レーガン政権下で「強いアメリカ」→ドル強く(=円が安い)。
これだとアメリカの製品が売れない(輸出が伸びない)。
加えて、テレビ、車等、品質の良い日本製品が安くアメリカへ。
ますます売れないアメリカ商品。

日本に輸出したいアメリカ。
そのためには円とドルの関係を修正する必要あり。
主要各国の大蔵大臣がニューヨークのプラザホテルに(非公式)。
1ドル=200円台後半だったのを、100円台にすることに(日本がアメリカの商品をそれまでより安く入手できるようになる)。
これが「プラザ合意」。

日本にアメリカの製品を買ってもらうには、日本が潤ってなければいけない。
じゃんじゃんお金を使ってもらわなければいけない。
そこで金利を下げる。
じゃんじゃん借りてもらって、使ってもらう。
バブルスタート。

ピーク時には、買った土地がその日のうちに3割増しで売れた。

バブルが続き「さすがにマズいんじゃない?」。
その頃、アメリカでブラックマンデー。
1日で株価が20%も大暴落。
「もっともっと日本に買って貰わなくては」
これによりバブルへの対応(早めに金利を少し上げる)が後ろ手に。

「さすがにこのままでは…」
金利を一気に6%まで引き上げ。
経済が一気に冷え込む。
バブル終結。

2005-12-03 (土) UP

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