2005-11-24 (木)
2005-11-23: 手前味噌仕込み会
手前味噌仕込み会@山梨県旧増富中学校にイッテキマシタ(2005-11-23)。
「味噌、つくりに行きません?」とのお誘いにのって、用意してもらったレンタカーを運転して山梨県の須玉という山奥にある廃校になった中学校へ。
音楽室。
廃校になったのはここ1〜2年のことらしく、校舎はきれい。
きれいだけど、いかにも「山奥にある廃校になった校舎」然としていて、なかなかの風情。
近くにある小学校は、全学年合わせて生徒数は8〜9人だとか。
標高は1,000mを越えているらしく、そういえば若干空気も薄いかしら?
というか、とにかく寒い。
到着すると、どでかい釜で大豆を煮ていました。
1晩水につけて、朝5時過ぎから煮だしたとか。
炊きあがった大豆をミンチに。
ちなみに大豆はこちらのファームで(無農薬にて)育てたもの。
かなりの量をシカに食べられてしまったらしい。
そういえば、ここへ来る途中、民家の屋根に猿を発見。
「民家に猿」というニュースを見ても、何の感想もなかったのだけど、間近で見ると結構怖い。
「まだここまでは上がってきてないけど、ここに猿が出るようになったら、大豆栽培は無理だろうねえ」とスタッフ。
作業中の写真はないのだけど、まずはかたまりの麹(こうじ)を手で細かくつぶす。
使ったのは米麹と麦麹。
ここに大量の塩を加えて、均等になるように混ぜる。
そこにミンチした大豆を加えてさらに混ぜる。
混ぜるというか、練る。
練って練って練りまくる。
持ち寄った容器に空気が入らないように(空気が入るとそこから黴(か)びる)ギュウと詰める。
早ければ半年、遅くて1年くらいで食べられるらしい。
赤みそにしたければ2〜3年。
なるほど、味噌ってのはこうやって作るのかー、というのはウソで、うちの実家は自家製味噌。
なので、驚くほど塩を入れるとか、表面を平らにしておかないと醤油がたまってしまうとか、なんとなくは知ってる。
けど、そういえばイチから全部手伝ったことってなかったなあ。
そんなわけで、味噌(の元)2kgをお持ち帰り。
いつ頃食べられるかな。
楽しみ。
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