2005-06-28 (火)
2005-06-27: 水中、それは苦しいプレゼンツ「ジョニーナイトvol.3」@新高円寺CLUB LINER
水中、それは苦しいプレゼンツ「ジョニーナイトvol.3」@新高円寺CLUB LINERにイッテキマシタ(2005-06-27)。
18年続いたという旧ライブハウスリッツが閉店して、今月CLUB LINERとしてオープンしたという新しいライブハウスで行なわれた、一生のうち一度は見ておきたい、見ておかなきゃならない、そんな希有な才能が一堂に会した素敵イベント。
開演前、水中、それは苦しいのリーダー、ジョニー大蔵大臣の実弟の陸上の試合の様子がプロジェクタで延々と映し出されてました。
プロジェクタ用のスクリーンがあがると、足踏みオルガンとジョンさん。
総立ちの会場を見て、「ライブハウスだからって、立ってなきゃいけないわけじゃないんですよ、座ってもいいんですよ、長丁場ですからね」と声をかけるジョンさんに従って、その場にしゃがむ観客。
そして、清水宏さん。
持ちネタに入らず、お客さんに向かって話を続ける清水さん。
ものすごいテンポの良さで、わけもわからないまま清水さんの話芸に飲み込まれていくアタシたち。
なんだかよく分からないものをマイムで示しながら、「ほら、これ、これ何? 何か分かんないけど、これ、じゃあこれ渡しますから、順番にお客さん同士でまわしてってくださいね」
とお客さんに渡す清水さん。
いやー、もう全然よくわかんねえ!
この日いちばん笑わせていただきました。
すげえや。
その後、おそらくおなじみのスプラッタサザエさんや、ドラえもん、おそらく得意の名古屋弁技のネタを披露。
すげえや。
「ほんとに、世の中どんどんおかしくなっていますよね」と場違いなほどの美声で時事問題を歌い上げる元気いいぞうさん。
…というフリだけしておきます。
いつ、どの団体に刺されてもおかしくない、恐怖のユーモアソングの数々。
おそらく現在いちばん知名度の高い猫ひろしさんは、おなじみのギャグ百連発。
今日の出演者の中でアタシがいちばん多く目にしているのが石川浩司氏。
ミュージシャンとしてステージに立つのか(そうだとするなら何を歌うのか)、はたまた芸人としてステージにたつのか(並みいる強豪にどう立ち向かうのか)、と正直少し不安な気持ちで見ていたアタシ。
しかしその不安も消し飛ぶ、当たり前といえば当たり前、「石川浩司」としてステージを披露。
1曲目「夏のお皿はよく割れる」では、所狭しとステージ上を右へ左への大パノラマバージョン。
途中、出演者の名前をすべて混ぜ込んだ即興物語も登場し、続けて「はげあたま」や「ひとり闇鍋」などなど。
持ち時間後半では、はじけ方が足りないと思ったのか、三上寛ばりの熱唱でありました。
大トリは、水中、それは苦しい。
ええと大丈夫ですよね、「水中、それは苦しい」という名前のバンドです。
いくつかの曲には即興部分があって、毎回違う。
即興ってつまり、ええと、台詞というか、台詞じゃないなあ、言葉というか、チョイスというか。
ああもうとにかく、アタシは水中、それが苦しいが好きだ。
アタシは意外と、水中、それは苦しいが好きだ。
アンコールでは、もうなにがなんだか。
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