2005-06-28 (火)
こらないとかワツニュとかROJIX
ろじさんのサイトROJIXがリニューアル作業中とのこと。
そのことを書いたうたかたの日々2005-06-26の中に、こらないのことが少し出てきたのをいいことに（？）、ちょっと昔話。
U5さんがこらないを作ったとき、いきなりさっぱりしすぎなんじゃないかと思うくらいシンプルになっていて驚いた。そうしたら、そこからだんだんまた増えていって今の形になったのだけど、そういうやり方も一つなのかもしれない。
アタシは昔、ってほど昔じゃないけど、ワツニュという今のこらないと同じようなページをやっていて、ただ毎日続けているだけだったのだけどそれでもだんだんアクセスが増えて、それが重荷になって更新をやめてしまった。
ただの自意識過剰なのは承知の上だけど、自分自身で「ワツニュ」って冠が大きくなってしまったのでした。
で、単純に名前とアドレスを変えれば気持ちが変わるかも、と思い、「コル」という名前で新たにスタートしたのだけど、それも少ししか続かなかった。
というのも、今になって思えば、コルにした際、ワツニュと同じ色にしたのが失敗だった（ちなみに現在のblocの色合いは、ワツニュカラー）。
それはさておき、「もうどうでもいい、何のルールも決めずに書き飛ばしてやる」となげやりな気分で始めたのがこのこらないで、同じ人が更新してるから結局ワツニュの頃と同じルールの元で書いてるわけだけど、なぜだかうまく更新が続いている。
たぶん、というか確信しているのだけど、うまく気分が変えれたのは、全体の色が白くなったから。
意外とそういうものだった。
とにかく、こらないを始めた時は、日付もなければ記事のタイトルもない、メニューもないし過去ログもリンクもないという状態。
その後、自分で更新しながら、どうしても必要なものだけを足していったのが今の形。
ワツニュの頃も同じように少しずつ改良を重ねていて、同じようにROJIXも改良が加えられていっていて、それを見るのがすごく楽しみだったのでした。
今のウェブログ/ブログでは、トップに最新記事が並ぶ、という形式が基本だけど、当時はそれは選択肢のひとつ。
ずっとさかのぼれば違うとは思うけど、とりあえずROJIXもワツニュもその形式になっていて、そしておそらく、そのトップページだけでいちおう全てのコンテンツの更新状況が把握できるようになっていた。
さてそこからが悩みどころであり楽しみどころ。
パッとページを開いた時に何が表示されて欲しいか。
近々のライブの予定か、最新の記事か、はたまた広告か。
どうせ堂々巡りをするのだけど、とりあえずまず「ページを見に来る人は、どういうレイアウトになっていると見やすくて使いやすいか」というのを始めに考えるとする。
でも、何せ自分のページだから、「何をいちばん目立たせたいか」といった「おもわく」もある。
あるいは、自分がいちばんよく見るページでもあるから、外部へのリンク等、自分が使いやすい形にもしたい。
加えて「どういう形が更新がいちばんラクか」というのもあって、実はこれがいちばん大事だったりもする。
ほんのちょっとでも面倒な部分があると、簡単に更新が滞る。
そして、ROJIXもうちも、他にいくつかコンテンツがある。
ワツニュで言えばケショネアやスケジル、あと誕生日リストなどがあった。
スケジルは、今はblocとして一般向けサービスになった。
ケショネアというのはアンケートシステムなのだけど、これはずーっと復活させたいと思っている。
誕生日管理は、blocに押し付けたいと思っているけど、まだそこまで至ってない。
そういうパーツ的なものもそうだし、うちでいうモノログみたいなページ群としてのコンテンツもある。
そういったコンテンツやページ群をどうやって1ページにまとめるか、という点で、同じようなページ構成のROJIXを見るのがすごく楽しいのでした。
面と向かってあれやこれやと話したわけではないので、ろじさんが実際にどう思ってレイアウトしたかは不明なのだけど、「おー、これを上に持ってきたー」とか「ここ、とりあえずこうしてるけど、きっとまだ迷ってるんだろうなあ」とか勝手に想像するのが面白い。
そして、ろじさんも書いてるけど、がっちり正解のレイアウトができたとしても、しばらくするといろいろ変えたくなるのだ。
アタシの場合、ワツニュの最後はかなり「正解」のレイアウトになっていて、そして「たとえレイアウト構成が変わっても、サイトの色合いは絶対に変えてはいけない（企業がメーカーロゴを変えないのと同じ理由で）」という自分で決めた縛りもあって、結局それで息苦しくなってしまったのでした。
…って、すごく懐かしい話を書いてる気がしていたのだけど、こらないがスタートしたのって、今年の1月だ。
まだ半年だった。
もう、3年くらいやってる気がしてました。
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