こらない

2005-06-08 (水)

本『バカの壁』入手

実のところものすごく読みたいと思っていたにも関わらず、自分の中にあるいろんなものが邪魔をして手にとるには至っていなかった本『バカの壁 / 養老孟司』をついに入手。

『バカの壁』についてアタシが知っていることは、養老さんが書いているということと、すごいベストセラーになったということと帯に書かれた「『話せばわかる』なんて大うそ!」というコピーくらい。
なので、「バカの壁」というのがどういったことのメタファーになっているのか、どういう事柄を指しているのか不明。
ちなみに発行は2003年4月とあるので、大きく取り上げられていたのは約2年前ということになる。

早速まえがきを読んだところ、この本は養老さんが自ら書いたものではなく、新潮社の編集部の人を前にべらべらと話したものを編集部が文章化したものらしい。
そうだったのか。

そして第一章「『バカの壁』とはなにか」。
これで「バカの壁」ってのが何のことを言っているのか分かる、と思ったのだけど、いまいち分からない。
「あー、そういうことを言っていたのかー」と思いたいのに、うまく膝を打てない。
むー。

数学くらい、わかる、わからないがはっきりする学問はありません。わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。わかる人でも、あるところまで進むと、わからなくなります。
(中略)
それを考えれば、だれでも「バカの壁」という表現はわかるはずだと思っています。

この文章自体は理解できる。
ここに挙げられた数学の例で言えば、アタシは多次元の話になると、もう全く頭に入ってこない。
ここにアタシの「理解ボーダーライン」がある、つまり「バカの壁」が立ちはだかっている、ということだろう。
知り合いの中には、数字を足したり引いたりするだけでジンマシンが出るタイプの人も大勢いる。
つまり、そういうことだろう。

けど、この本で書いてるのはそういうことじゃない、ようなのです。
じゃあどういうことか、というとまだ読んでないのでわかりません。
それではまた来週。

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