こらない

2005-05-26 (木)

本『私は指をつめた女 / 安西知津江』

本『私は指をつめた女 / 安西知津江』読了。
古本屋でふと手にとった本。

今はひとりひっそりと暮らすという元極道の妻が語ったものを、ライターがその妻に成り代わり一人称で書いたノンフィクション。

冒頭の語り口が凛としてて芯の通った日本女性なイメージだったので読み進めたのだけど、過去へ遡って語られる内容は、そのイメージとは離れる。
以前、借金まみれになってもギャンブルから抜け出せない人の話を読んだことがあるのだけど、それと同様「この期に及んでなぜ?」と思う行動が何度も出てくる。
こういうのも中毒のひとつなのかしら。

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