こらない

2005-03-31 (木)

blocとRSSとRDFとXML

The Web KANZAKIRSS Feed ReaderというRSSをHTMLの形で読むプログラムがあったので、blocが提供しているRSSフィードを食べさせてみているうちに、ちょこちょこといぢりたくなったのでいぢりました。

昨今、あちこちのサイトにXMLとかRDFとかRSSとか書いてあって、意味が分からなくて不愉快だと思うんですが、アタシなりの間違った解説をすると。

世の中のいろーんな事柄をコンピュータに分かるように(コンピュータで処理できるように)しようってことで、書き方のルールを作ってみた。
それがXML。
「アタシは男性です」と書くんじゃなくて、

<名前>サカイユウゴ</名前><性別>男</性別>

と書いてやれば、コンピュータが「名前がサカイユウゴで性別が男だな」と理解しやすいってことで。
XMLはeXtensible Markup Languageの略で、拡張性のあるマークアップ言語。
上記の<名前></名前>みたいなのをマークアップと呼ぶと。

RDFというのは、Resource Description Frameworkの略で、リソース記述構造、とかになるんかな。
とりあえず、XMLっていう記述方法を使って、世の中のいろーんなことを記述する際の「文法」みたいなもの。

<アタシ> <名前>サカイユウゴ</名前> <性別>男</性別></アタシ>

とかってしてやると、アタシの名前がサカイユウゴで、アタシの性別が男だってことがコンピュータにも分かる、と。

以上、XMLっていう書き方でRDFっていう文法にのっとって書けば、いろんなデータを書き表すことができるようになりました。
けど、もうちょっとルールを決めてやらないと、便利には使えない。
例えば、さっきの例を他の人が次のように書くとする。

<アタシ> <name>サカイユウゴ</name> <sex>男</sex></アタシ>

こうなってしまうとマズい(コンピュータで便利に処理できない)。

そこで、それぞれの分野で「こういうことを書き表す時は、こういうキーワードを使って書こうぜ」というルールを決めることになる。

で、「ウェブページの要約は、こういうルールで書こうぜ」といって世界中の人があーでもないこーでもないといって作ったのがRSS。
RDF Site Summaryの略で、Summaryってのが要約。

例えば、このこらないのRSSはこんな感じ。

<channel>
 <title>こらない</title>
 <link>http://www.officek.jp/skyg/col2/</link>
 <dc:language>ja</dc:language>
 <dc:creator>サカイユウゴ</dc:creator>
</channel>

これだと単にこらないというサイトの基本情報が書かれただけなのだけど、ここにさらに更新情報を収めることができる。
それを専用のコンピュータ(RSSリーダとかRSSアグリゲータとか)で読み取って、さらに人間様が読みやすい形にして表示すれば、そのサイトの更新状況が手軽にキャッチできて幸せ、ということ。

以上、XMLとRDFとRSSのざくっとした雰囲気でした。

しまった、blocの話にたどり着かなかった。

2005-03-31 (木) UP

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