2005-02-05 (土)
位置に関するメタデータとその応用
blocの会場リストに登録された会場データには、緯度経度情報も登録している。
緯度経度情報から地図をひっぱりったり、その地域の天気をひっぱったり、「ご近所」を探したりできる、と思う。
そのあたりのインターネット上での可能性や応用がまとめられているのがThe Web KANZAKIの以下のページ。
GPS付き携帯電話の写真撮影機能では、写真の中に緯度経度情報が埋め込まれているらしいので、これらを収集すると「うちの近所で撮影された写真」などを検索できる。
そういう写真の存在がある程度集まったら、はてなフォトライフとか、すぐにそういったインターフェースを提供してくれそう。
知らなかったのは、本来「唯一」に定まるはずの緯度経度が、基準の取り方によって異なる値になっている、ということ。
明治以来の測量基準によって求められた「日本測地系」と、ごく最近人工衛星や電波望遠鏡に基づいた世界標準により求められた「世界測地系」の2つ。
両者の座標は、東京付近で450mほどずれているそうです。
今後のことを思えば当然「世界測地系」を用いるべきだけど、現状の日本のオンライン地図サービス等はほとんど「日本測地系」とのこと。
同じくThe Web KANZAKIのちょっとしたメモで、これら緯度経度情報を登録して「ご近所さん」を表示できるサービスが紹介されています。
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